よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021967.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第97回 8/10)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

モニタリング項目

グラフ

8 月 10 日 第 97 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
療養者に対する感染の判明から療養終了までの保健所の一連の業務を、都と保健所が協働し、補完し合いな
がら一体的に進めていく必要がある。都は、保健所へ派遣している職員を増員し、支援の強化を図っている。


② #7119 における
発熱等相談件数

#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の1つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 235.6 件/日から、8 月 9 日時点で 207.9 件/日に減
少した。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 13,877 件/日から、8 月 9 日時点で約
12,360 件/日となった。
【コメント】
ア)#7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、依然として高い水準のまま推移している。
イ)都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均も、高い水準のまま推移している。都は、電話回線
数を最大 700 回線に増強して、発熱相談センターの体制強化を図っている。引き続き#7119 と発熱相談セン
ターの連携を強化するとともに、動向を注視する必要がある。

新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な
新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。
③-1
③ 新規陽性者にお
ける接触歴等不明
者数・増加比

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の約 24,756 人/日から、8 月 9 日時点で約 22,839 人/日となった。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 161,484 人で、年代別の人数は、20 代が 34,740 人と最も多く、次いで 30
代 28,804 人、40 代 28,011 人の順である。
【コメント】
接触歴等不明者数は、働く世代を中心に依然として高い値で推移しており、陽性者が潜在していることに注
意が必要である。

③-2

新規陽性者における接触歴等不明者の増加比が 100%を超えることは、感染拡大の指標となる。8 月 9 日時
点の増加比は約 96%となった。
【コメント】
ア)接触歴等不明者の増加比は、8 月 9 日時点で約 96%となった。100%を下回ったものの、引き続き動向を注
-5-