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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021967.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第97回 8/10)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

8 月 10 日 第 97 回モニタリング会議のコメント
6 か所設置している。
オ)誰もが、いつどこで感染してもおかしくない状況である。
「限りある医療資源を有効活用するための医療機関
受診及び救急車利用に関する 4 学会声明」によると、ワクチン接種済みであっても、息苦しい、水分も取れな
い等の重い症状の場合や急変時、あるいは発熱が 4 日以上続く場合には、速やかに医療機関を受診する必要が
あるとしており、発熱や咳、咽頭痛等、症状が軽い場合は、余裕をもって、かかりつけ医、発熱相談センター、
#7119 又は診療・検査医療機関に電話相談することが望まれる。
カ)無症状で感染の不安がある方は、
「新型コロナ・オミクロン株コールセンター」に電話相談することが望まれ
る。



⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数

⑥-1
⑥ 入院患者数

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 289.0 件/日から 8 月 9 日時点で 271.6 件/日となった。
【コメント】
ア)新規陽性者数が極めて高い水準で推移する中、診療・検査医療機関に検査・受診の相談が集中するなど、検
査が受けにくくなっている状況や猛暑等の影響を受け、救急要請件数が増えている。新型コロナウイルス感染
症を疑う患者に対応できる救急医療機関には限りがあり、東京ルールの適用件数の 7 日間平均も、極めて高い
値で推移している。
イ)救急搬送においては、医療機関への収容依頼に対し、救急用の病床が満床であることによる受入不能回答が
多く、搬送先決定までに著しく時間を要している。そのため、救急車が患者を搬送するための現場到着から病
院到着までの活動時間は延伸し、出動率が高い状態が続いている。これに対し、東京消防庁は、非常用救急隊
を増隊して対応しているが、通報から現場到着まで時間がかかる状況が常態化している。
ウ)酸素・医療提供ステーションにおける救急患者の受入れを積極的に行う必要がある。
(1) 8 月 9 日時点の入院患者数は、前回の 4,091 人から、4,304 人となった。

(2) 今週新たに入院した患者は、前週の 2,477 人から 2,549 人となった。また、入院率は 1.2%(2,549 人/今週の
新規陽性者 214,279 人)であった。
(3) 都は、軽症・中等症用の病床確保レベルをレベル 2(7,094 床)としており、8 月 9 日時点で稼働病床数は 6,752
床、稼働病床数に対する病床使用率は 63.7%となっている。
【コメント】
ア)入院患者数は、8 週間連続で増加し続けている。医療機関は工夫して一般病床を新型コロナウイルス感染症
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