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資料1 現行の感染症法等における課題と対応等について (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00027.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第89回 8/17)《厚生労働省》
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現行の感染症法等における課題等に関する感染症部会における議論について


第57回厚生科学審議会感染症部会(令和3年12月17日)での議論は以下のとおり。

テーマ

論点

主な御意見

病床・医療人材等の
確保

・行政機関、医療機関等においては、有事への対応のた
め平時からの綿密な準備が必要ではないか。

・いかに行政の権限が強化されても医療体制が整備されて
なければ有事への対応はできないため医療機関の強化も必
要。

・財政支援の予見可能性の向上、平時の備えから有事ま
での国や自治体の権限の強化が必要ではないか。
・有事において物資や人材の確保が円滑に行われる仕組
みを整備することが必要ではないか。

・病床の確保等について、国の権限によって、医療機関が
どのように国から指示を受けて従うかを整理することが必
要。
・感染症指定医療機関以外に、流行の規模に合わせて拡大
できるよう対応医療機関を設定しておくことが必要。
・役割の明確化に当たっては、基準・根拠の整備、地域実
態に応じて工夫できる裁量、権限、必要な財源などの裏づ
けが必要
⇒2・3ページ

自宅療養者・宿泊療
養者への対応

国・地方の連携・役
割分担について

・自宅療養者や宿泊療養者に対して、健康観察や医療
(外来医療、在宅医療)が適切に確保・提供される体制
を整備することが必要ではないか。

・宿泊療養者・自宅療養者に対する医療機関の役割を明確
にするような整理が必要。

・国の権限・関与の強化が必要ではないか。また、自治
体や医療機関をつなぐ国の情報基盤を強化することが必
要ではないか。

・都道府県と保健所設置市・特別区間の連携については前
回の法改正で一定程度改善と考えるが、さらにどこに問題
があるのかということを明確にした上で改善を図る必要が
ある。
⇒13・14ページ

・都道府県と保健所設置市・特別区間の連携確保や、都
道府県の権限・関与の強化が必要ではないか。
・有事における基礎的自治体としての市町村の役割の拡
大や明確化が必要ではないか。
水際対策の強化

・居宅等における待機の実効性確保を含め、水際対策の
強化が必要ではないか。

・地域医療で支援する体制がとれるようにお願いしたい。
⇒4・5ページ

・医療機関の中に既にあるデータの活用についても検討し
てほしい。
⇒10ページ
・検疫の宿泊施設・病床の方策は重要。

⇒13ページ

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