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資料3-2-① 鈴木先生提出資料 (93 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第95回 8/18)《厚生労働省》
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新型コロナワクチンの有効性を検討した症例対照研究の
暫定報告(第四報):オミクロン株(BA.1/BA.2および
BA.5)流行期における有効性
• 免疫の減衰や免疫逃避能を有する変異株の出現が確認される中で、国内においても、国立感染症研
究所にて、複数の医療機関の協力のもとで、発熱外来等で新型コロナウイルスの検査を受ける者を
対象として、症例対照研究(test-negative design)を実施し、実社会における有効性(vaccine
effectiveness;発症予防効果)を検討している。
• これまでの暫定報告においては、B.1.1.7系統(アルファ株)およびB.1.617.2系統(デルタ株)に
対して、高い有効性を示すことが確認された。さらに、オミクロン株の亜系統であるBA.1/BA.2流
行期においては2回接種で中程度の有効性を示す一方、3回目(ブースター)接種により、高いレベ
ルに有効性が回復することが示された。
• 2022年6月末以降、国内におけるCOVID-19症例は急増しており、これは新たなオミクロン株の亜
系統であるBA.5の流行によるものである。

• そこで今回は、関東地方において、BA.5が75%以上を占めるとされた7月4日から7月31日の調査に
おける暫定結果を報告する。
• 参考として、前回報告以降のデータを含めたBA.1/BA.2が75%以上を占めるとされた1月1日から6
月19日の結果についても有効率の推定を併記した。
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