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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022059.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第99回 8/25)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
8 月 25 日 第 99 回モニタリング会議のコメント
(2) 新規陽性者数の増加比が 100%を超えることは感染拡大の指標となる。今回の増加比は約 92%となった。
【コメント】
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、8 月 24 日時点で約 20,253 人/日と、前回をわずかに下回った。増加比は、
前回の約 77%から今回は約 92%とやや上昇したものの、3 週間連続して 100%を下回っている。今週の新規
陽性者数は、お盆休みの影響を受けた数値となっている可能性もあり、報告数の評価には注意が必要である。
イ)新規陽性者数は、第 6 波のピーク時(2 月 8 日、約 18,012 人/日)を超える非常に高い水準が続いており、
お盆休みの人と人との接触機会の増加等により、新規陽性者数が増加に転じることに、引き続き警戒が必要で
ある。
ウ)東京都健康安全研究センターでは、変異株 PCR 検査を実施し、監視体制を強化している。8 月 24 日時点の
速報値で、オミクロン株の亜系統として「BA.5 系統疑い」が、8 月 9 日から 8 月 15 日の週に 95.8%検出され
① 新規陽性者数
ており、都内では BA.5 が、流行の主体となっている。
エ)東京都健康安全研究センターで、ゲノム解析により、BA.2 系統の亜系統「BA.2.75 系統」がこれまでに 25
例検出されており、検出状況を注視している。
オ)第 6 波のピーク時を超える感染状況が 1 か月以上続く中、就業制限を受ける者が多数発生しており、医療
をはじめとした社会機能の維持に影響を及ぼしている。家庭や日常生活において、医療従事者、エッセンシャ
ルワーカーを含む誰もが、いつどこで感染してもおかしくない状況が続いており、自ら身を守る行動を徹底す
る必要がある。
カ)自分や家族が感染者や濃厚接触者となった場合を想定して、食料品や市販薬等の生活必需品など最低限の
準備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
キ)職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、エアコンの使用中でも換気を励行し、3 密(密閉・密集・密接)
の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて適切に着用すること、手洗いなどの手指衛生、
状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底する必要がある。
ク)熱中症予防の観点から、屋外では一律にマスクを着用する必要はないものの、人との距離を 2 メートル以
上確保できず、会話をするような場合には、マスクの着用が推奨される。
ケ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、8 月 23 日時点で、東京都の 3 回目ワク
-2-
グラフ
8 月 25 日 第 99 回モニタリング会議のコメント
(2) 新規陽性者数の増加比が 100%を超えることは感染拡大の指標となる。今回の増加比は約 92%となった。
【コメント】
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、8 月 24 日時点で約 20,253 人/日と、前回をわずかに下回った。増加比は、
前回の約 77%から今回は約 92%とやや上昇したものの、3 週間連続して 100%を下回っている。今週の新規
陽性者数は、お盆休みの影響を受けた数値となっている可能性もあり、報告数の評価には注意が必要である。
イ)新規陽性者数は、第 6 波のピーク時(2 月 8 日、約 18,012 人/日)を超える非常に高い水準が続いており、
お盆休みの人と人との接触機会の増加等により、新規陽性者数が増加に転じることに、引き続き警戒が必要で
ある。
ウ)東京都健康安全研究センターでは、変異株 PCR 検査を実施し、監視体制を強化している。8 月 24 日時点の
速報値で、オミクロン株の亜系統として「BA.5 系統疑い」が、8 月 9 日から 8 月 15 日の週に 95.8%検出され
① 新規陽性者数
ており、都内では BA.5 が、流行の主体となっている。
エ)東京都健康安全研究センターで、ゲノム解析により、BA.2 系統の亜系統「BA.2.75 系統」がこれまでに 25
例検出されており、検出状況を注視している。
オ)第 6 波のピーク時を超える感染状況が 1 か月以上続く中、就業制限を受ける者が多数発生しており、医療
をはじめとした社会機能の維持に影響を及ぼしている。家庭や日常生活において、医療従事者、エッセンシャ
ルワーカーを含む誰もが、いつどこで感染してもおかしくない状況が続いており、自ら身を守る行動を徹底す
る必要がある。
カ)自分や家族が感染者や濃厚接触者となった場合を想定して、食料品や市販薬等の生活必需品など最低限の
準備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
キ)職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、エアコンの使用中でも換気を励行し、3 密(密閉・密集・密接)
の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて適切に着用すること、手洗いなどの手指衛生、
状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底する必要がある。
ク)熱中症予防の観点から、屋外では一律にマスクを着用する必要はないものの、人との距離を 2 メートル以
上確保できず、会話をするような場合には、マスクの着用が推奨される。
ケ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、8 月 23 日時点で、東京都の 3 回目ワク
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