モニタリング項目

グラフ
①－７

① 新規陽性者数
①－８
①－９

②
② #7119 における
発熱等相談件数

8 月 25 日 第 99 回モニタリング会議のコメント
今週の保健所別届出数（東京都陽性者登録センターを経由した届出 16,891 人は含まず。
）を多い順に見ると、
多摩府中で 8,876 人（6.0％）と最も多く、次いで世田谷 8,548 人（5.8％）、江戸川 6,964 人（4.7％）、大田区
6,673 人（4.5％）、多摩立川 6,541 人（4.4％）であった。
【コメント】
保健所では、オミクロン株の特性を踏まえ、積極的疫学調査、療養先の選定等、業務の重点化を図っていく
必要がある。

今週は、都内 30 保健所で、500 人を超える新規陽性者数が報告され、極めて高い水準で推移している。ま
た、人口 10 万人当たりで見ると、島しょを含め、都内全域に感染が拡大している。
【コメント】
療養者に対する感染の判明から療養終了までの保健所の一連の業務を、都と保健所が協働し、補完し合いな
がら一体的に進めていく必要がある。都は、保健所へ派遣している職員を増員し、支援の強化を図っている。

#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の１つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 200.0 件/日から、8 月 24 日時点で 143.1 件/日に減
少した。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 10,449 件/日から、8 月 24 日時点で約
7,253 件/日に大きく減少した。
【コメント】
ア）#7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、減少したものの、依然として高い水準のまま推移してい
る。
イ）都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均も、同様に減少したものの、高い水準のまま推移し
ている。引き続き#7119 と発熱相談センターの連携を強化するとともに、動向を注視する必要がある。

新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な
新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。
③－１

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の約 16,701 人/日から、8 月 24 日時点で 15,572 人/日となった。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 113,637 人で、年代別の人数は、20 代が 24,550 人と最も多く、次いで 30
代 21,377 人、40 代 20,737 人の順である。
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