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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022059.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第99回 8/25)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

8 月 25 日 第 99 回モニタリング会議のコメント
ずにウェブで申請し、医師が陽性を確定する「東京都陽性者登録センター」を、20 代から 40 代を対象として
設置し、今週は 16,891 人の届出があった。
エ)誰もが、いつどこで感染してもおかしくない状況が続いている。
「限りある医療資源を有効活用するための医
療機関受診及び救急車利用に関する 4 学会声明」によると、ワクチン接種済みであっても、息苦しい、水分も
取れない等の重い症状の場合や急変時には、速やかに医療機関を受診する必要があるとしており、発熱や咳、
咽頭痛等、症状が軽い場合は、余裕をもって、かかりつけ医、発熱相談センター、#7119 又は診療・検査医療
機関に電話相談することが望まれる。



⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数

⑥-1

⑥ 入院患者数

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 256.1 件/日から 8 月 24 日時点で 191.9 件/日に減少した。
【コメント】
ア)かつてない感染状況が続いていることや、猛暑等の影響を受け、救急要請件数は高い水準で推移しており、
東京ルールの適用件数の 7 日間平均も、減少したものの非常に高い値で推移している。
イ)救急搬送においては、救急医療のひっ迫により搬送先決定までに著しく時間を要しており、救急車が病院へ
患者を搬送するまでの時間が延伸している。救急隊の出動率は依然として高い状態であり、東京消防庁は、必
要に応じて非常用救急隊を増隊して対応しているが、通報から現場到着まで時間がかかる状況が発生しており、
緊急度や重症度の高い救急搬送に支障をきたす恐れがある。
ウ)新型コロナウイルス感染症を疑う患者に対応できる救急医療機関には限りがあるため、酸素・医療提供ステ
ーションにおける救急患者の受入れを積極的に行う必要がある。
(1) 8 月 24 日時点の入院患者数は、前回の 4,424 人から、4,277 人となった。

(2) 今週新たに入院した患者は、前週の 2,295 人から 2,331 人となった。また、入院率は 1.6%(2,331 人/今週の
新規陽性者 147,098 人)であった。
(3) 都は、病床確保レベルをレベル 2(7,094 床)としており、8 月 24 日時点で稼働病床数は 6,903 床、稼働病床
数に対する病床使用率は 62.0%となっている。
【コメント】
ア)入院患者数は、8 月 20 日に過去最多の 4,459 人が報告されるなど、非常に高い水準で推移している。
イ)第 6 波のピーク時(2 月 8 日、約 18,012 人/日)を超える感染状況が 1 か月間を超え継続している。こうした
中、医療機関は、通常医療との両立を図りながらも、今まで以上にスタッフを新型コロナウイルス感染症のた
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