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資料3-1~2    フルチカゾンフランカルボン酸エステル (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00019.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第21回 9/12)《厚生労働省》
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資料 3-1
候補成分のスイッチ OTC 化に係る課題点とその対応策について
1.候補成分の情報
成分名(一般名)

フルチカゾンフランカルボン酸エステル
花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩和:

効能・効果

鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)
、くしゃみ、鼻のかゆみ、
目のかゆみ、なみだ目、目の充血

2.課題点とその対応策についてのこれまでの主な意見(ディスカッションペーパー)
スイッチ OTC 化する上での課題点等

課題点等に対する対応策、考え方、意見等

【薬剤の特性について】


本剤は炎症を静める薬で即効性のある薬で
はない。使用したら鼻の症状が止まるという
薬ではないので、それを理解して使用しても
らう必要がある。

【対象疾患と適正使用について】


目の症状にこの点鼻薬を使うことは一般的 ○
に行われていない。



目のかゆみ、なみだ目、目の充血は削除する
こと。
(短期的課題)

アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎は、耳鼻 ○

一度医師の診断を受けて、花粉による季節性

咽喉科医が鼻内所見、レントゲン、血液検査等

アレルギーがあるということが分かった上で使

により総合的に判断されるものであり、一般

うことが重要である。(短期的課題)

の方には判断しにくい。



2人に1人ぐらいの割合でスギの花粉で悩ま
されおり、その人たちが必ず医師の診断を受け
なければならないというのは現実的には難し
く、我慢している状況を改善するということが
OTC に望まれる。



15 歳以上であれば安全に使用できるため、15

小児の場合は長期間使用すると粘膜の薄層 ○
化により鼻中隔に穴が開くことがある。

歳以上を対象とすることが適切である。
(短期的
課題)


長期的に使用していることで小児への皮膚の
粘膜への被害ということを考えると、その使用
に関してはかなり厳格に行ってほしい。



花粉によるアレルギー性鼻炎の低年齢化が非
常に問題になっている。2歳未満では安全性は
確立していないということは明記する必要があ

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