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資料2-1  令和2年度血液製剤使用適正化方策調査研究事業(面川参考人提出資料) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23372.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 適正使用調査会(第1回 1/24)《厚生労働省》
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学会認定・輸血関連看護師の相互連携・支援体制の構築
【対象】
 K総合病院(病床区分100-199床,年間RBC使用量660単位,FFP使用量840mL,PC使用
量70単位,年間輸血件数337件)
【遠隔監査方法】
 輸血バッグの確認(管理部門からの払い出し・病棟での照合・ベッドサイドでの照合の方法
等)について動画を撮影し(右写真等) ,その内容をLINE WORKS上で共有,看護師部会
員が確認監査した。

輸血管理部門からの払い出し状況

【監査項目】
 指針および関連ガイドライン,輸血機能評価認定制度(I&A制度),秋田県合同輸血療法委
員会看護師部会作成ポケットガイドの手順等に沿って実施されている手順を確認。
 複数施設での運用状況を踏まえながらオンラインミーティング方式(Zoomミーティング)
を用いて事例検討会実施。
 看護師だけでなく対象施設の臨床検査技師も参加するなど多職種での検討を実施。
確認工程

検証

討議内容や検討項目

①検査科



ポケットガイドに準じていた
※看護師部会員が所属する他の医療機関
によっては交互復唱を確認

②病棟



一部交互復唱がされていなかった
→今後検討

③ベッドサイド



ポケットガイドに準じていた
※今後PDAを1名として確認も検討

④搬送容器



特に問題なし

【結果・考察】
 輸血実施場所での確認手順である交互復唱に
ついて,実際行われている方法に施設間差が
確認された。
 ABO不適合輸血を回避するため重要な交互復
唱であるが,その内容をオンライン下で監査
が成立し得たことは極めて重要である。今後
もオンラインツールを活用した相互連携・輸
血実施環境の確認を実施継続していくことで
もコロナ禍でも影響を受けにくい監査体制が
成立し得ることが示唆された。

交互復唱の状況

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