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有害事象・副作用発現状況は試験治療群で一様にリスクが高いという結果では
ないものの、腹痛やカテーテル関連感染が多く、IP ポートトラブル（IP Site
Leakage 17 例、5.7%）など、特徴的なものが生じている。なお、dd-TCip 群でプロ
トコール治療との因果関係ありの投与期間中の死亡が 1 名（肺臓炎）であった。
重篤な副作用は生じうることから C としているが、基本的に既知の事象・予期
される事象であり、専門家にとってはコントロールが可能なものと考える。IP 投
与に特徴的な事象については、対処方法と共に適切な説明がなされることが必要。

技術的成熟度

Ａ．当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
Ｂ．当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
Ｃ．当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
Ｄ．その他

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多施設共同試験の検証的試験でエビデンスを出しており、一定の成熟度にある
ものと解釈した。ただし、今後の薬事承認・保険適用の状況にも依存する。