モニタリング項目

グラフ

9 月 30 日 第 103 回モニタリング会議のコメント
手指衛生、状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底することにより、新規陽性者数を
できる限り抑制していく必要がある。

①

２

今週の報告では、10 歳未満 12.2％、10 代 13.8％、20 代 15.6％、30 代 17.3％、40 代 17.4％、50 代 12.3％、
60 代 5.0％、70 代 3.5％、80 代 2.1％、90 歳以上 0.8％であった。
【コメント】
ア）新規陽性者数に占める割合は、40 代が 17.4％と全年代の中で最も高く、次いで 30 代が 17.3％となった。
働きざかりの 30 代または 40 代が 4 週間連続して最も高い割合を示しており、今後の動向を注視する必要が
ある。
イ）若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。

① 新規陽性者数

①

３

①

４

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者は、前週（9 月 13 日から 9 月 19 日まで（以下「前週」という。
）
の 5,019 人から、今週は 3,597 人に減少し、その割合は 8.3％となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 598 人/日から 9 月 28 日時点で約 494 人/日に減少し
た。
【コメント】
新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数とその割合は減少傾向にあるものの、高齢者は、重症化リスクが
高く、入院期間も⾧期化することが多いため、家庭内及び施設等での徹底した感染防止対策が重要である。

①

５

第 6 波以降、新規陽性者数の 7 日間平均が最も少なかった 6 月 14 日から 9 月 18 日までに、都に報告があっ
た新規の集団発生事例は、福祉施設（高齢者施設・保育所等）1,820 件、学校・教育施設（幼稚園・学校等）84
件、医療機関 213 件であった。
【コメント】
今週も複数の高齢者施設・保育所・幼稚園等で、施設内感染の発生が報告されており、基本的な感染防止対
策を継続する必要がある。

①

６

都内の医療機関から所管保健所へ報告された新規陽性者数の分布を人口 10 万人当たりで見ると、今週は区
部の中心部が高い値となっている。

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