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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (4 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022235.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第103回 9/30)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

9 月 30 日 第 103 回モニタリング会議のコメント
#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の1つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。


② #7119 における

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 85.9 件/日から、9 月 28 日時点で 78.1 件/日となっ
た。また、小児の発熱等相談件数の 7 日間平均は、9 月 28 日時点で 37.7 件/日であった。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 2,528 件/日から、9 月 28 日時点で約

発熱等相談件数

2,126 件/日となった。
【コメント】
#7119 における発熱等相談件数及び都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、減少傾向にあ
るものの、高い値で推移しており、引き続き今後の動向を注視する必要がある。
PCR 検査・抗原検査(以下「PCR 検査等」という。)の陽性率は、これまで医療提供体制の指標としていたが、
検査キットが無料配付や薬局での購入により入手可能となったことから、感染状況をとらえる指標として、モ
ニタリングすることとした。
濃厚接触者で、医師の判断により検査を行わずに、臨床症状で陽性と診断された患者 1,078 人は、陽性率の計
算に含まれていない。
③ 検査の陽性率
(PCR・抗原)



行政検査における 7 日間平均の PCR 検査等の陽性率は、前回の 27.4%から 9 月 28 日時点で 24.9%となっ
た。また、7 日間平均の PCR 検査等の人数は、前回の約 12,107 人/日から、9 月 28 日時点で約 11,457 人/日と
なった。
【コメント】
ア)検査の陽性率は 9 月 28 日時点で 24.9%と、依然として高い値で推移している。この他にも、把握されてい
ない感染者が多数存在していると考えられる。
イ)9 月 26 日以降、陽性者の発生届出対象が変更されたことを踏まえ、都は、抗原定性検査キットの配付対象
を、全年代の「濃厚接触者」及び「有症状者」とした。
ウ)また、東京都陽性者登録センターの機能を拡充し、対象者を都内在住の医療機関の発生届の対象者(65 歳
以上の者、妊婦、入院を要する者、コロナの治療薬や酸素投与を要する者)以外で自主検査陽性の方又は医療
機関で陽性の診断を受けた方とした。

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