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05資料2-1 沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン( DTaP )を含む混合ワクチン等の接種スケジュールの前倒しについて (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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百日せきの予防に関するこれまでの検討の経緯
2010年7月

第11回感染症分科会予防接種部会において、「百日せきワクチンに関するファクトシート」が報告された。

2011年3月

第6回感染症分科会予防接種部会ワクチン評価に関する小委員会において、「百日せきワクチン作業チーム報告書」及び「ワクチン評価
に関する小委員会報告書」が報告され、その中で、当時青少年層以降の百日せきの割合が増加している傾向を踏まえ、「現行のDTの2期
接種において、百日せきの抗原を含むワクチンの安全性・有効性を確認した上で、追加接種の必要性について検討が必要」と評価された。

2016年2月

阪大微研が製造する沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(トリビック)について、11-13歳のDT2期における接種が可能と
なる、用法・用量の変更が承認された。

2016年6月

第4回ワクチン評価に関する小委員会において、「百日せきワクチンファクトシート」を作成することとなった。

2017年2月

第6回 ワクチン評価に関する小委員会において、「百日せきワクチンファクトシート」が報告され、同ファクトシートに基づき、沈降ジ
フテリア破傷風混合トキソイド(DT)の代わりにDTaPを用いる場合に期待される効果や安全性等について議論が行われた。

2017年11月

第7回 ワクチン評価に関する小委員会において、百日せきワクチンの必要性は、就学前、DT2期が行われている時期それぞれに議論があ
るが、検査診断、全数把握による届出が行われることから、その結果基づいて定期接種化の是非について議論する必要があるとされた。

2018年5月

第8回ワクチン評価に関する小委員会において2018年第1週から第16週にかけての百日せき感染症の発生動向についてご発表いただいた。

2018年6月

第9回ワクチン評価に関する小委員会において、2018年第1週から第16週までの感染症発生動向調査の結果に基づいて、議論が行われた。

2019年7月

第13回ワクチン評価に関する小委員会において、2018年第1週から52週までの感染症発生動向調査の結果、
「沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DTaP)2期接種について検討を要する当面の論点」について議論が行われた。

2019年11月

第14回ワクチン評価に関する小委員会において、工程表に沿った論点について議論が行われた。

2020年1月

第15回ワクチン評価に関する小委員会において、「百日せきによる乳児の重症化予防」を目的として、6つの対応案が提示され、議論が
行われた。

2022年3月

第18回ワクチン評価に関する小委員会において、開発中の5種混合ワクチンのデータも踏まえて検討が行われ、対応案の一つであった
「接種開始月齢の生後2か月へ前倒し」案について、小委員会として了承された。

2022年9月

第19回ワクチン評価に関する小委員会(2022年8月)での議論を踏まえ、「接種開始月齢の生後2か月へ前倒し」についての議論の取り
まとめ文書(基本方針部会への報告書)が作成された。

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