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参考資料2 これまでの検討会・WGにおける主な御意見 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28398.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第15回 10/7)《厚生労働省》
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7.かかりつけ医機能について(医療計画に関係が深いと考えられるものを抜粋)
 議論すべき具体的なかかりつけ医機能
• 初診対応は、重要なかかりつけ医機能であり、ファーストアクセスポイントとして、その先の専門サービ
ス利用についてアドバイスを行う機能を検討すべき。
• 複数併存疾患への対応は重要な論点であり、患者目線、医療提供者目線、地域性の3つの観点から、実態
のデータに基づいて検討すべき。
• 少子高齢化が進展する中で、高齢者、とりわけ在宅の高齢者への対応は重要なかかりつけ医機能であり、
地域包括ケアシステムをしっかりと構築する観点や、特に、在宅医療において、二次救急病院や民間の地
域密着型病院を含む救急医療体制の構築の観点でかかりつけ医機能を検討すべき。
• かかりつけ医の機能には、地域の一員として、健診、がん検診、母子保健、学校保健、産業保健等の地域
における医療を取り巻く社会的活動、行政活動に積極的に参加することも含むと考えられる。
 かかりつけ医機能を発揮させる意義、関連すると考えられる施策
• 必要なときに必要な医療にアクセスできるようなかかりつけ医機能を考えるべきであり、かかりつけ医が
必要だが、見つけられない人、どのような医師をかかりつけに考えればよいのか判然としない人にどのよ
うな情報提供をする仕組みを作っていくべきかという視点が大切。
• 地域において多職種の連携体制の構築が非常に重要になると思われるので、地域医療構想や外来医療機能
の検討などを行う協議の場に看護職やその他の医療関係職種がしっかりと参加して、各専門職の役割や機
能を含めて検討できる体制整備の強化が必要。
• 有事においても平時においても、各地域で必要な医療が欠けて地域の住民が困ることがないよう、地域医
療の提供における役割分担と連携を推進すべき。
• オンライン診療をかかりつけ医機能に位置づけることは重要であり、平時の必要な医療を確保するだけで
なく、感染症対策の向上にもつながる。

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