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資料1-2-3-3 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(バキスゼブリア筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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治療前保存血清:抗 PF4 抗体を測定 [HIT-IgG(CLIA 法)は陰性]
(本症例)ヘパリンなし:58.9%、ヘパリンあり:71.8%、IV.3 添加:0.9%
(参考 HIT 例)ヘパリンなし:5.0%、ヘパリンあり:43.2%、IV.3 添加:1.2%
機能的測定法の結果をもって、TTS 確定と判断した。
血清・血漿を保存した上で、TTS 手引きに準じ、経静脈的免疫グロブリン製剤静注療
法(IVIg、1g/kg/日 70g、2 日間)、デキサメタゾン(DEX、20mg/日、4 日間)にて加
療開始。その他、DIC(播種性血管内凝固症候群)も合併していたためオルガラン
(2500 U/day 3 日間)、脳出血に対し新鮮凍結血漿(FFP、4U 3 日間)にて加療開
始。
2021 年 9 月 16 日
頭痛は改善し、頭部 CT にて脳出血の拡大は認めなかった。
2021 年 9 月 17 日
血小板回復傾向。APTT 正常化あり、アルガトロバンの持続投与を 0.7μg/kg/分開始
し、出血合併症もあったため APTT 1.5〜2.0 倍で調整した。血小板:6.9 万、D ダイマ
ー:31.6μg/ml
2021 年 9 月 18 日(発現日)
SpO2:93%と低下を認め、酸素投与を開始した。全身造影 CT にて両側肺末梢に造影不
良域を認めた。両側下肺末梢塞栓の疑い。軽度溢水(重篤でない)の疑い。NTproBNP:1054 pg/ml と軽度上昇、心臓超音波では、壁運動異常はなく、下大静脈 17.9
mm、呼吸性変動の低下を認め、肺血栓塞栓症(PTE)および、補液に伴う軽度心不全と
診断し、アルガトロバンは継続し、ラシックス 10 mg 静脈注射を追加した。
血小板:8.9 万、D ダイマー:18.2μg/ml
2021 年 9 月 21 日
酸素投与は終了となった。
2021 年 9 月 24 日
脳血管造影検査を行い、静脈灌流は保たれているが、上矢状静脈洞・左横静脈洞には
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(本症例)ヘパリンなし:58.9%、ヘパリンあり:71.8%、IV.3 添加:0.9%
(参考 HIT 例)ヘパリンなし:5.0%、ヘパリンあり:43.2%、IV.3 添加:1.2%
機能的測定法の結果をもって、TTS 確定と判断した。
血清・血漿を保存した上で、TTS 手引きに準じ、経静脈的免疫グロブリン製剤静注療
法(IVIg、1g/kg/日 70g、2 日間)、デキサメタゾン(DEX、20mg/日、4 日間)にて加
療開始。その他、DIC(播種性血管内凝固症候群)も合併していたためオルガラン
(2500 U/day 3 日間)、脳出血に対し新鮮凍結血漿(FFP、4U 3 日間)にて加療開
始。
2021 年 9 月 16 日
頭痛は改善し、頭部 CT にて脳出血の拡大は認めなかった。
2021 年 9 月 17 日
血小板回復傾向。APTT 正常化あり、アルガトロバンの持続投与を 0.7μg/kg/分開始
し、出血合併症もあったため APTT 1.5〜2.0 倍で調整した。血小板:6.9 万、D ダイマ
ー:31.6μg/ml
2021 年 9 月 18 日(発現日)
SpO2:93%と低下を認め、酸素投与を開始した。全身造影 CT にて両側肺末梢に造影不
良域を認めた。両側下肺末梢塞栓の疑い。軽度溢水(重篤でない)の疑い。NTproBNP:1054 pg/ml と軽度上昇、心臓超音波では、壁運動異常はなく、下大静脈 17.9
mm、呼吸性変動の低下を認め、肺血栓塞栓症(PTE)および、補液に伴う軽度心不全と
診断し、アルガトロバンは継続し、ラシックス 10 mg 静脈注射を追加した。
血小板:8.9 万、D ダイマー:18.2μg/ml
2021 年 9 月 21 日
酸素投与は終了となった。
2021 年 9 月 24 日
脳血管造影検査を行い、静脈灌流は保たれているが、上矢状静脈洞・左横静脈洞には
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