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伊佐先生資料 (10 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/10/4041102.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第4回 11/2)《文部科学省》
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国際脳の⽬標

ヒトの脳の動作原理を神経回路レベルで解明する。また、精神・神経疾患の早期発⾒・早期介⼊の実
現や新たな脳型アルゴリズムに基づく次世代 AIの開発に貢献する。
1) 正常と疾患とその中間段階を含むヒト脳の世代別臨床データの⽐較︓発達期における発達障害・統
合失調症や⻘年期から中年期におけるうつ病、⽼年期における認知症といった各世代のヒト脳の臨
床データを統⼀プロトコールでのMRI 撮像等により数年間定期的なタイミングで測定し、正常と疾
患、その中間段階を⽐較することによって異常・変化の発⽣時期や神経回路の異常・変化を特定す
る。
2) ⾮ヒト霊⻑類脳とヒト脳の種間⽐較︓⾮ヒト霊⻑類等での研究において、(1)で明らかになった疾
患等の原因となる神経回路を確認すること等によって、神経回路と⾏動・疾患等の因果関係を明ら
かにする。
3) 脳神経回路解析のための⾰新的技術開発︓神経回路の計測・制御技術や、疾患の原因回路の特定に
向けたビッグデータ解析に資する新規AI技術

国際連携を⾒据えた戦略的脳科学研究推進に関する作業部会中間報告書案(平成29年7⽉14⽇)

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