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別紙4 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00041.html
出典情報 先進医療会議(第107回 2/4)《厚生労働省》
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保険収載までのロードマップ
先進医療技術名:拡大顕微鏡による形態良好精子の選別(IMSI)
先進医療での適応疾患:顕微授精を受ける不妊症患者
臨床研究
・ 試験名:Using high magnification to select
sperm: a large prospective cohort study
comparing ICSI and IMSI (Clin Obstet Gynecol
Reprod Med, 2020, 6:1-5)
・ 試験デザイン: prospective cohort study
・ 試験周期数:9012周期
(IMSI: 5673周期, ICS: 3339周期)
・ 結果の概要: IMSI群では、ICSI群と比較し、
移植/凍結不適応胚(新鮮胚移植又は受精
胚凍結の実施に適さない受精胚)しか得ら
れなかった治療周期の割合が有意に低かっ
た(IMSI: 7.5% vs ICSI: 15.9%, P<0.01)。特に
重度の乏精子症に対するIMSIにより、妊娠
率が70%増加し(OR 1.68, 95% CI 1.19–
2.35)、出生数は2倍(OR 2.05, 95%CI 1.36–
3.08)となった。流産率も、ICSI(23.2%)より
もIMSI(13.5%)を使用した方が有意に低
かった(P = 0.03)。

先進医療

関係学会等の主導による
多施設共同研究

・ 試験名:強拡大顕微鏡による形態良好精子
の選別
・ 試験デザイン:前向き比較試験
・ 期間:2022年4月1日〜2023年3月31日
・ 被験者数:200例(IMSI群100例、従来法群
100例)
・ 主要評価項目
1)技術の安定性の確認
・精子注入後の卵生存率
・胚盤胞期到達率
2)不妊治療への効果
・着床(妊娠)率
・流産率

当該先進医療における






欧米での現状
薬事承認:米国(無) 欧州(無)
ガイドライン記載:(無)
進行中の臨床試験(無)

選択基準:顕微授精を受ける不妊症患者
除外基準:無し
予想される有害事象:無し

※ 本邦の生殖医療ガイドラインにおいては、推奨度Cと評価がされている。

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