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資料1 (13 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/press/
出典情報 地域における面としてのかかりつけ医機能~かかりつけ医機能が発揮される制度整備に向けて~(第1報告)(11/2)《日本医師会》
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新型コロナウイルス感染症への医療機関の対応
公表されている診療・検査医療機関をはじめ、各医療機関はその役割に応じて可能な範囲
で全力で対応してきた。
従来株、アルファ株、その後のデルタ株、オミクロン株では、疾患としての特徴も異なる。発
生当初のN95マスク等のPPE不足から始まり、容易に検査が出来ない状況が時間とともに少
しずつ改善し、検査手段、ワクチン、治療薬が医療機関でも利用可能になった。そして、従来
の感染症対策では不十分な点も露呈したため、それに対する体制整備に時間を要したことも
ある。また、地域におけるそれぞれの医療機関の役割について、地域行政と医療機関との間
でのすり合わせに時間を要した面もあった。
新型コロナウイルス感染症は、発生当初は未知の感染症であったことから、国は感染が疑
われる患者さんを受け入れる窓口を限定し、そこに至る電話等相談窓口でキャパシティを超
える事態も生じた。
しかし、医療現場はまさにぎりぎりの状態で逼迫しつつも、しっかりと患者さんを守ってきた。
日本医師会としても病床確保のため四病院団体協議会、全国医学部長病院長会議、全
国自治体病院協議会と医療界一丸となって対応し、さらには全国知事会、日本経済団体
連合会等とも連携を行っている。

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