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資料1 (19 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/press/
出典情報 地域における面としてのかかりつけ医機能~かかりつけ医機能が発揮される制度整備に向けて~(第1報告)(11/2)《日本医師会》
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感染症発生・まん延時における対応
コロナ等感染症をはじめとする有事における対応については、日頃から患者のこと
をよく知るかかりつけ医機能を担う医療機関が診療を行うことは望ましいが、未知の
感染症への対応に際しては、動線分離を含めた感染拡大防止対策が重要であり、地
域医療全体として通常医療を継続しつつ、急速に増加する感染症医療のニーズに対
応していくことが必要である。
このため、感染症をはじめとする有事における医療については、地域の医療体制
全体の中で感染症危機時に外来診療や在宅療養等を担う医療機関をあらかじめ適
切に確保し明確化しておくことで、平時に受診している医療機関がない方を含め、国
民が必要とするときに確実に必要な医療を受けられるようにしていくべきである。
現在開催されている臨時国会で、感染症法等の改正が議論されている。
感染症発生・まん延時における「かかりつけ医機能が発揮される制度整備」につい
ては、こうした方向で法改正されていくと思われる。
岸田総理も、「未知の感染症への対応について、全ての医療機関に感染症医療を
行うことを求めることは困難と考えており、感染症医療を担う医療機関の役割分担を
明確にすることを通じて、必要な医療を受診できる体制を構築していきます。」と述
べている。
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