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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022487.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第107回 11/17)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

11 月 17 日 第 107 回モニタリング会議のコメント
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 6,452 人/日から、11 月 16 日時点で約 8,020 人/日に増加した。今
週先週比も、前々回の約 130%から、前回の約 150%、今回約 124%と 3 週間連続して 100%を上回っている。
イ)今回の今週先週比約 124%が継続すると、1 週間後の 11 月 23 日には 1.24 倍の約 9,945 人/日、2 週間後の
11 月 30 日には 1.54 倍の約 12,332 人/日の新規陽性者の発生が予測される。感染が再拡大しており、警戒が
必要である。
ウ)感染再拡大により、就業制限を受ける者が多数発生することが予測され、医療提供体制が十分機能しない
ことも含め、再び社会機能の低下を招くことが危惧される。家庭や日常生活において、医療従事者、エッセン

シャルワーカーをはじめ誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性があることを意識し、自ら身を守る行動
を徹底する必要がある。
エ)職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、気温が低い中でも定期的な換気を励行し、3 密(密閉・密集・
① 新規陽性者数

密接)の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて正しく着用すること、手洗いなどの手指
衛生、状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底することにより、新規陽性者数の増加
をできる限り抑制していく必要がある。
オ)発熱や咳、咽頭痛等の症状があるなど、新型コロナウイルスに感染したと思ったら、まず、外出、人との接
触、登園・登校・出勤を控え、症状が軽い場合は、余裕をもって、かかりつけ医、発熱相談センター、#7119
又は診療・検査医療機関に電話相談し、特に、症状が重い場合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必
要がある。
カ)療養期間中においては、有症状の場合、症状軽快から 24 時間経過後までは外出の自粛が求められているこ
とから、常備薬(市販薬)
、解熱鎮痛薬等や食料品等を、1 週間分を目安に備えることが必要であり、都では
リーフレットを作成して都⺠に呼び掛けている。
キ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、11 月 15 日時点で、東京都の 3 回目ワ
クチン接種率は、全人口では 65.2%、12 歳以上では 71.5%、65 歳以上では 89.8%となっており、4 回目ワク
チン接種率は、65 歳以上では 79.2%となった。また、オミクロン株対応ワクチンの接種率は、全人口では
12.7%、12 歳以上では 14.0%、65 歳以上では 17.0%となっている。
ク)現在の流行の主体であるオミクロン株 BA.5 系統に対して、オミクロン株対応ワクチンは、従来型のワクチ
ンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性があるものの、感染予防効果や発症予防効果も期
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