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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022487.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第107回 11/17)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

11 月 17 日 第 107 回モニタリング会議のコメント
であっても重症化リスクが⾼まることが分かっている。また、感染により、併存する他の疾患が悪化するリスク
や治療に影響を与える可能性を有していることを啓発する必要がある。

⑥−2

(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回の 36 人から 11 月 16 日時点で 54 人となった。年代別内
訳は 10 歳未満 1 人、10 代 1 人、20 代 3 人、30 代 4 人、40 代 3 人、50 代 8 人、60 代 8 人、70 代 12 人、80
代 12 人、90 歳以上 2 人である。

(2) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者 54 人のうち、11 月 16 日時点で人工呼吸器又は ECMO を使用して
いる患者が 22 人(前回は 18 人)
、ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者が 7 人(同 9 人)、そ
の他の患者が 25 人(同 9 人)であった。
(3) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前回の 8.6%から、11 月 16 日時点で 12.9%となっ

⑥ 重症患者数

た。
【コメント】
オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回と比べ大きく増加した。病床使用率は 10%前後で推移し
ているものの、重症患者数は新規陽性者数の増加から少し遅れて増加する傾向があることから、今後の動向を注
視する必要がある。

⑥−3

今週新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 23 人であり、新規重症患者数の 7 日間平均は、前回の 1.9
人/日から、11 月 16 日時点で 3.0 人/日となった。

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