よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022487.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第107回 11/17)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

モニタリング項目

グラフ

11 月 17 日 第 107 回モニタリング会議のコメント
料品やパルスオキシメーターの配送、都の宿泊療養施設等への⼊所など、療養生活のサポートが受けられるこ
とを、更に都⺠に周知する必要がある。
イ)都は、東京都医師会・東京都病院協会の協力を得て、29 か所の宿泊療養施設を運営している。現在、各施設
の一部フロア休止等を行い、稼働レベルをレベル 1 として、確保している約 11,000 室を、約 9,000 室に変更し
て対応している。
東京都は、重症者用病床の利用状況のモニタリングを一層重点化するため、重症患者数(人工呼吸器
又は ECMO を使用している患者数)及びオミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床に⼊院する患者数
(特定集中治療室管理料又は救命救急⼊院料を算定する病床の患者数及び人工呼吸器又は ECMO の装着又はハ
イフローセラピーを実施する患者数の合計)も併せてモニタリングしている。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:6 月 14 日から 11 月 14 日までの 22 週間に、新たに人
工呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、6 月 14 日から 11 月 7 日までの 21 週間の新規陽性者数をもとに、その割
合を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算)している。

⑥−1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 18 人から 11 月 16 日時点で 22
人に増加した。年代別内訳は、20 代 2 人、30 代 3 人、40 代 1 人、50 代 3 人、60 代 3 人、70 代 6 人、80 代 4

⑥ 重症患者数

人である。性別は、男性 17 人、女性 5 人であった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人
であった。
(2) 人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は 0.02%であった。年代別内訳は 40 代以下 0.01%、50 代
0.03%、60 代 0.06%、70 代 0.18%、80 代以上 0.14%であった。
(3) 今週、新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 23 人(先週は 12 人)
、離脱した患者は 11 人(同 9
人)
、使用中に死亡した患者は 7 人(同 1 人)であった。
(4) 今週報告された死亡者数は 39 人(50 代 1 人、60 代 3 人、70 代 5 人、80 代 15 人、90 代 14 人、100 歳以上
1 人)であった。11 月 16 日時点で累計の死亡者数は 6,077 人となった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 3.0 日、平均値は 5.5 日であった。
(6) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、前回の 72.6%から、11 月 16 日時点で 74.3%となった。
【コメント】
重症患者数は、増加傾向が続いている。⾼齢者のみならず、ワクチン未接種者、肥満、喫煙歴のある人は若年
-8-