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08【参考資料1-3 】【基本方針部会報告用資料】_9価HPVワクチンの定期接種化に係る技術的な課題についての議論のまとめ(第50回予防接種基本方針部会資料1-2) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29181.html |
出典情報 | 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(第41回 11/18)《厚生労働省》 |
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日本人女性の子宮頸がんにおける年齢層別の HPV 感染割合において、HPV16, 18,
31, 33, 45, 52, 58 型は年齢に依らずほぼ一定であり、40 歳未満の約 90%が9
価 HPV ワクチンの標的となり得る。
病変発生前の潜伏感染状態では HPV 抗原は殆ど産生されないため、免疫誘導によ
り抗体価が自然に上昇することが期待できない。よって、HPV 感染者であっても血
清中の抗 HPV 抗体価は一般的に低い。
高リスク型の HPV16 型に対する国内の抗体保有調査(平成 27~31 年度)では、2024 歳群の女性の抗体保有率が経時的に上昇しているが、当該年齢層にはワクチン
接種緊急促進事業(平成 23~24 年度)で接種した女性が調査対象に含まれている。
感染症流行予測調査事業に基づく HPV16 に対する ELISA 抗体保有状況(2015-2019 年度比較)感染
症流行予測調査
(4) 9価 HPV ワクチンの有効性について
<小委員会での議論のポイント>
○ 9価 HPV ワクチンは4価と比較して HPV6, 11, 16, 18 型に対して免疫原性は非劣
性であり、さらに4価でカバーできないハイリスク遺伝子型についても有効であった。
国内・海外での臨床試験
海外の臨床研究において、9-15 歳の女性を対象とした4価と9価 HPV ワクチン
の免疫原性(3回接種)の比較において、9価の初回接種7ヶ月後の HPV6, 11,
16, 18 型における免疫原性は、4価に対して非劣性であり、ほぼ全ての対象者で
その他の HPV 型(31, 33, 45, 52, 58 型)に対する抗体陽転も認められた。1626 歳の健康な女性を対象とした4価と9価の有効性(3回接種、無作為化二重盲
検試験)の比較において、初回接種後 7-42 ヶ月までの期間、9価の HPV6, 11,
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31, 33, 45, 52, 58 型は年齢に依らずほぼ一定であり、40 歳未満の約 90%が9
価 HPV ワクチンの標的となり得る。
病変発生前の潜伏感染状態では HPV 抗原は殆ど産生されないため、免疫誘導によ
り抗体価が自然に上昇することが期待できない。よって、HPV 感染者であっても血
清中の抗 HPV 抗体価は一般的に低い。
高リスク型の HPV16 型に対する国内の抗体保有調査(平成 27~31 年度)では、2024 歳群の女性の抗体保有率が経時的に上昇しているが、当該年齢層にはワクチン
接種緊急促進事業(平成 23~24 年度)で接種した女性が調査対象に含まれている。
感染症流行予測調査事業に基づく HPV16 に対する ELISA 抗体保有状況(2015-2019 年度比較)感染
症流行予測調査
(4) 9価 HPV ワクチンの有効性について
<小委員会での議論のポイント>
○ 9価 HPV ワクチンは4価と比較して HPV6, 11, 16, 18 型に対して免疫原性は非劣
性であり、さらに4価でカバーできないハイリスク遺伝子型についても有効であった。
国内・海外での臨床試験
海外の臨床研究において、9-15 歳の女性を対象とした4価と9価 HPV ワクチン
の免疫原性(3回接種)の比較において、9価の初回接種7ヶ月後の HPV6, 11,
16, 18 型における免疫原性は、4価に対して非劣性であり、ほぼ全ての対象者で
その他の HPV 型(31, 33, 45, 52, 58 型)に対する抗体陽転も認められた。1626 歳の健康な女性を対象とした4価と9価の有効性(3回接種、無作為化二重盲
検試験)の比較において、初回接種後 7-42 ヶ月までの期間、9価の HPV6, 11,
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