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資料6-1 感染症定期報告感染症別文献一覧表 (4 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》 |
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感染症(PT)
出典
概要
ダニ媒介疾患によるヒトおよび動物の健康に対する脅威が世界中で増加している。アナプラズマ症は新興ダニ媒
介疾患の1つであり、人獣共通感染症の可能性がある。Anaplasma capra は 2010-2012年に中国のヤギから発見
され、2015年に暫定的に命名された。その後A. capra はアジア(中国、韓国、マレーシア)と欧州(フランスとスペイ
ン)で検出され、ヒトと様々な動物種(ヤギ、ヒツジ、ウシ、イヌ、シカやカモシカ等の野生動物)に感染し人畜共通感
染症を引き起こすことが示された。A. capra はいくつかのダニ種から検出されているが、生物学的ベクターは確定し
ていない。トルコではアナプラズマ症は重要な感染症の1つで、いくつかのアナプラズマ種の存在が報告されている
が、A. capra について報告されたことはない。本研究ではトルコの反芻動物におけるA. capra の存在を調べた。中
部アナトリア、東部アナトリア、黒海の3つの地域が交わる場所にあるSivasで放牧されている、臨床的に健康な1歳
ヒトアナプラズマ Trop Anim Health Prod. 以上のウシ241頭、ヒツジ155頭、ヤギ72頭を無作為に選び計468の血液試料を収集した。血液試料をA. capra
16
症
54(2022)129
gltA遺伝子特異的ネステッドPCRで検査したところ、ウシ1例(0.41%)、ヒツジ5例(3.22%)の計6例(1.28%)でA. capra
の存在が明らかとなった。gltA遺伝子のDNA配列の結果から、本研究で同定されたA. capra 分離株は、別の宿主
から検出されたA. capra 分離株との高いヌクレオチド類似性(88.39-99.44%)を示した。しかし、A. capra 分離株内で
gltA遺伝子の同じポジションにおけるヌクレオチドの違いが検出され、系統樹でA. capra 分離株は2つのクラスター
を形成した。したがって、遺伝子型1と遺伝子型2、少なくとも2つの異なるA. capra 遺伝子型が世界を循環している
と考えられた。 本研究では分子同定法により、トルコにおけるA. capra の存在が初めて確認された。本種はヒトに
おいて重篤な疾患症状を引き起こす可能性があるが、世界におけるA. capra の分布、遺伝的多様性、適切なベク
ター種、宿主特異性に関する情報は不足している。ヒトと動物の健康を保護し、病原体に対する制御戦略を構成す
るためにこれらの情報の収集が重要である。
17 ブドウ球菌感染
18
Annals of Clinical
Microbiology and
Antimicrobials. 20:68
(2021)
ヘルペスウイル ウイルス. 71(2021)
ス感染
125-135
スタフィロコッカス・シュレイフェリはグラム陽性病原球菌の一種であり、イヌの皮膚及び耳感染を引き起こす。スタ
フィロコッカス・シュレイフェリ亜種コアグランスによるヒト感染は4例のみ報告されている。今回、スタフィロコッカス・
シュレイフェリ亜種コアグランスによるカテーテル関連血流感染症の最初のヒト症例を提示する。62歳の日本人男
性は、細い便のため近医胃腸科を受診した。高血圧及び前立腺肥大であった。常用薬剤はアムロジピンのみで
あった。結腸内視鏡検査にてS状結腸に亜全周性の腫瘍を認め、大腸内視鏡は腫瘍を通過しなかった。S状結腸
腫瘍の精査のため当院に紹介された。S状結腸癌による腸閉塞を疑い、当院に入院した。腫瘍の外科的切除まで
断食と輸液を行った。 入院7日後、悪寒戦慄を伴う38.1度の熱を認めたが、意識及び見当識は保たれており、急迫
症状ではなかった。また、バイタルサインは次の通りであった。脈拍72回/分、血圧118/60 mmHg、呼吸数16回/
分、酸素飽和度98%(室内気)。身体検査で、右前腕の末梢静脈短型カテーテル挿入箇所に発赤、腫脹、圧痛を認
めた。心雑音、神経学的異常、その他身体検査上異常はなかった。患者は外傷、静脈内薬物使用、イヌを含む動
物との接触を否定した。 検査値は以下の通りである。白血球数9000 /μl(好中球79.9%)、C反応性タンパク質5.72
mg/dl。血清クレアチニン及び肝機能検査は正常であった。コンピュータ断層撮影スキャンは、既知のS状結腸腫瘍
を除き異常所見はなかった。 カテーテル関連血流感染症が疑われたため、末梢静脈カテーテルを交換した。血液
培養を2セット採取した後、ピペラシリン/タゾバクタム(8時間毎に4.5 g)を導入した。血液培養は無菌非接触操作を
用いて異なる静脈穿刺箇所から採取した。翌日、血液培養セットはともにグラム陽性球菌クラスター陽性を示した。
よって、バンコマイシン(12時間毎に1 g)を追加導入した。 マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量
分析装置(MALDI-TOF MS)を使用して分離株を同定し、MALDIバイオタイパー(Bruker Daltonics社、ブレーメン、
ドイツ、バージョン4.0)をスタフィロコッカス・シュレイフェリ亜種コアグランスとして用いた(ログスコア1.945)。16Sリボ
ソームRNAシーケンシングを用いて結果を確認した。BLASTデータベース(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST)上
の配列と比較したところ、配列はスタフィロコッカス・シュレイフェリと100%同一であることが判明した(GenBankアク
セッション番号AP014944.1)。分離株は遊離コアグラーゼ陽性のため、スタフィロコッカス・シュレイフェリ亜種コアグ
ランスであると同定した。ウサギ血漿を用いてコアグラーゼ活性を検査した(栄研化学、東京、日本)。抗菌薬感受
性試験はマイクロスキャンWalkAwayシステム(ベックマン・コールター社、東京、日本)を使用した。臨床・検査標準
協会M100-S29によれば、分離株はオキサシリン、セファゾリン、クリンダマイシン、バンコマイシンを含む検査した
全ての抗菌薬に感受性を示した。オキサシリンの最小発育阻止濃度は<0.25 μg/mlであった。分離株は逆受身ラ
テックス凝集試験アッセイ(デンカ株式会社、東京、日本)によると、ブドウ球菌エンテロトキシン(SE、SEAからSED)
または毒素性ショック症候群毒素-1を産生しなかった。抗菌薬感受性試験の結果に基づき、5日目に抗菌薬治療を
セファゾリン(8時間毎に1 g)に切り替えた。熱と悪寒は抗菌薬治療後に改善した。抗菌薬治療後に実施した再度
の血液培養は陰性であった。静脈内抗菌薬療法で8日間治療した。腹腔鏡下S状結腸切除術は奏功し、スタフィロ
コッカス・シュレイフェリ菌血症の再燃はなかった。
Bウイルスは、マカク属サルを宿主とするヘルペスウイルスである。ヒトに感染すると非常に強い神経病原性を示
す。これまでの患者報告は、北米及び英国のマカクサルを用いた研究従事者及び飼育者に限定されており、稀な
感染症と言える。1997年以降、その患者報告は途絶えていたが、2019年に日本で、また2021年に中国でそれぞれ
初となるBウイルス病患者が報告された。20年以上報告がなかったBウイルス病であるが、その潜在的脅威はずっ
と存在していたことになる。Bウイルスが示す、ヒトへの強い神経病原性に関わるウイルス因子はほとんど明らかに
なっていない。また、野生のマカク属サルとの接触による感染の報告は未だ無いが、その可能性は否定されていな
い。本稿では、そのウイルス学的性状、患者報告例から得られたBウイルス病に関する知見及びBウイルスの遺伝
子型に関して述べる。
タイの保健当局は、2021年のストレプトコッカス・スイス(ブタ連鎖球菌)感染症が、前年と比較して67%増加してい
ることを報告した。タイの疫学局は、昨年、24例の死亡を含む576例を報告した。対して、2020年には、11例の死亡
を含む344例であった。この疾患の発生率が最も高く報告されたのは、北部の県であった。ストレプトコッカス・スイ
Outbreak News Today.
ス感染症は、特に高リスク地域で散発的に発生する傾向にある。これは、地元で好まれる料理、即ち、新鮮な血を
http://outbreaknewsto
用いた生の豚肉料理(Lahp‐moo)を食べるという危険行為や、適切な保護を行わずにブタと密に接触しているため
day.com/thailandである。ヒトでのストレプトコッカス・スイス感染症は、ブタに関連した人獣共通感染症である。特定の菌株が特定の
19 レンサ球菌感染 reports-67-increase毒素を産生する場合、感染症は致命的となる可能性がある。ストレプトコッカス・スイス感染症は、髄膜炎、聴覚障
in-streptococcus-suis害、毒素性ショック、敗血症、心内膜炎として現れる可能性がある。生の豚肉を食べたり、開創や粘膜と接触したり
infections-in-2021することで、罹患する可能性がある。疾患を予防するため、一般の人々には、常に個人的および環境的衛生を実
2021/
践することを推奨する。罹患ブタ、病死したブタ、およびそれらの排泄物や体液との接触は避けるべきである。ブタ
や生の豚肉と接触する必要がある場合には、以下を行うべきである:保護手袋を使用する;ブタや生の豚肉を扱っ
た後は手を洗う;全ての傷を洗浄し、しっかりと覆う。
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感染症(PT)
出典
概要
ダニ媒介疾患によるヒトおよび動物の健康に対する脅威が世界中で増加している。アナプラズマ症は新興ダニ媒
介疾患の1つであり、人獣共通感染症の可能性がある。Anaplasma capra は 2010-2012年に中国のヤギから発見
され、2015年に暫定的に命名された。その後A. capra はアジア(中国、韓国、マレーシア)と欧州(フランスとスペイ
ン)で検出され、ヒトと様々な動物種(ヤギ、ヒツジ、ウシ、イヌ、シカやカモシカ等の野生動物)に感染し人畜共通感
染症を引き起こすことが示された。A. capra はいくつかのダニ種から検出されているが、生物学的ベクターは確定し
ていない。トルコではアナプラズマ症は重要な感染症の1つで、いくつかのアナプラズマ種の存在が報告されている
が、A. capra について報告されたことはない。本研究ではトルコの反芻動物におけるA. capra の存在を調べた。中
部アナトリア、東部アナトリア、黒海の3つの地域が交わる場所にあるSivasで放牧されている、臨床的に健康な1歳
ヒトアナプラズマ Trop Anim Health Prod. 以上のウシ241頭、ヒツジ155頭、ヤギ72頭を無作為に選び計468の血液試料を収集した。血液試料をA. capra
16
症
54(2022)129
gltA遺伝子特異的ネステッドPCRで検査したところ、ウシ1例(0.41%)、ヒツジ5例(3.22%)の計6例(1.28%)でA. capra
の存在が明らかとなった。gltA遺伝子のDNA配列の結果から、本研究で同定されたA. capra 分離株は、別の宿主
から検出されたA. capra 分離株との高いヌクレオチド類似性(88.39-99.44%)を示した。しかし、A. capra 分離株内で
gltA遺伝子の同じポジションにおけるヌクレオチドの違いが検出され、系統樹でA. capra 分離株は2つのクラスター
を形成した。したがって、遺伝子型1と遺伝子型2、少なくとも2つの異なるA. capra 遺伝子型が世界を循環している
と考えられた。 本研究では分子同定法により、トルコにおけるA. capra の存在が初めて確認された。本種はヒトに
おいて重篤な疾患症状を引き起こす可能性があるが、世界におけるA. capra の分布、遺伝的多様性、適切なベク
ター種、宿主特異性に関する情報は不足している。ヒトと動物の健康を保護し、病原体に対する制御戦略を構成す
るためにこれらの情報の収集が重要である。
17 ブドウ球菌感染
18
Annals of Clinical
Microbiology and
Antimicrobials. 20:68
(2021)
ヘルペスウイル ウイルス. 71(2021)
ス感染
125-135
スタフィロコッカス・シュレイフェリはグラム陽性病原球菌の一種であり、イヌの皮膚及び耳感染を引き起こす。スタ
フィロコッカス・シュレイフェリ亜種コアグランスによるヒト感染は4例のみ報告されている。今回、スタフィロコッカス・
シュレイフェリ亜種コアグランスによるカテーテル関連血流感染症の最初のヒト症例を提示する。62歳の日本人男
性は、細い便のため近医胃腸科を受診した。高血圧及び前立腺肥大であった。常用薬剤はアムロジピンのみで
あった。結腸内視鏡検査にてS状結腸に亜全周性の腫瘍を認め、大腸内視鏡は腫瘍を通過しなかった。S状結腸
腫瘍の精査のため当院に紹介された。S状結腸癌による腸閉塞を疑い、当院に入院した。腫瘍の外科的切除まで
断食と輸液を行った。 入院7日後、悪寒戦慄を伴う38.1度の熱を認めたが、意識及び見当識は保たれており、急迫
症状ではなかった。また、バイタルサインは次の通りであった。脈拍72回/分、血圧118/60 mmHg、呼吸数16回/
分、酸素飽和度98%(室内気)。身体検査で、右前腕の末梢静脈短型カテーテル挿入箇所に発赤、腫脹、圧痛を認
めた。心雑音、神経学的異常、その他身体検査上異常はなかった。患者は外傷、静脈内薬物使用、イヌを含む動
物との接触を否定した。 検査値は以下の通りである。白血球数9000 /μl(好中球79.9%)、C反応性タンパク質5.72
mg/dl。血清クレアチニン及び肝機能検査は正常であった。コンピュータ断層撮影スキャンは、既知のS状結腸腫瘍
を除き異常所見はなかった。 カテーテル関連血流感染症が疑われたため、末梢静脈カテーテルを交換した。血液
培養を2セット採取した後、ピペラシリン/タゾバクタム(8時間毎に4.5 g)を導入した。血液培養は無菌非接触操作を
用いて異なる静脈穿刺箇所から採取した。翌日、血液培養セットはともにグラム陽性球菌クラスター陽性を示した。
よって、バンコマイシン(12時間毎に1 g)を追加導入した。 マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量
分析装置(MALDI-TOF MS)を使用して分離株を同定し、MALDIバイオタイパー(Bruker Daltonics社、ブレーメン、
ドイツ、バージョン4.0)をスタフィロコッカス・シュレイフェリ亜種コアグランスとして用いた(ログスコア1.945)。16Sリボ
ソームRNAシーケンシングを用いて結果を確認した。BLASTデータベース(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST)上
の配列と比較したところ、配列はスタフィロコッカス・シュレイフェリと100%同一であることが判明した(GenBankアク
セッション番号AP014944.1)。分離株は遊離コアグラーゼ陽性のため、スタフィロコッカス・シュレイフェリ亜種コアグ
ランスであると同定した。ウサギ血漿を用いてコアグラーゼ活性を検査した(栄研化学、東京、日本)。抗菌薬感受
性試験はマイクロスキャンWalkAwayシステム(ベックマン・コールター社、東京、日本)を使用した。臨床・検査標準
協会M100-S29によれば、分離株はオキサシリン、セファゾリン、クリンダマイシン、バンコマイシンを含む検査した
全ての抗菌薬に感受性を示した。オキサシリンの最小発育阻止濃度は<0.25 μg/mlであった。分離株は逆受身ラ
テックス凝集試験アッセイ(デンカ株式会社、東京、日本)によると、ブドウ球菌エンテロトキシン(SE、SEAからSED)
または毒素性ショック症候群毒素-1を産生しなかった。抗菌薬感受性試験の結果に基づき、5日目に抗菌薬治療を
セファゾリン(8時間毎に1 g)に切り替えた。熱と悪寒は抗菌薬治療後に改善した。抗菌薬治療後に実施した再度
の血液培養は陰性であった。静脈内抗菌薬療法で8日間治療した。腹腔鏡下S状結腸切除術は奏功し、スタフィロ
コッカス・シュレイフェリ菌血症の再燃はなかった。
Bウイルスは、マカク属サルを宿主とするヘルペスウイルスである。ヒトに感染すると非常に強い神経病原性を示
す。これまでの患者報告は、北米及び英国のマカクサルを用いた研究従事者及び飼育者に限定されており、稀な
感染症と言える。1997年以降、その患者報告は途絶えていたが、2019年に日本で、また2021年に中国でそれぞれ
初となるBウイルス病患者が報告された。20年以上報告がなかったBウイルス病であるが、その潜在的脅威はずっ
と存在していたことになる。Bウイルスが示す、ヒトへの強い神経病原性に関わるウイルス因子はほとんど明らかに
なっていない。また、野生のマカク属サルとの接触による感染の報告は未だ無いが、その可能性は否定されていな
い。本稿では、そのウイルス学的性状、患者報告例から得られたBウイルス病に関する知見及びBウイルスの遺伝
子型に関して述べる。
タイの保健当局は、2021年のストレプトコッカス・スイス(ブタ連鎖球菌)感染症が、前年と比較して67%増加してい
ることを報告した。タイの疫学局は、昨年、24例の死亡を含む576例を報告した。対して、2020年には、11例の死亡
を含む344例であった。この疾患の発生率が最も高く報告されたのは、北部の県であった。ストレプトコッカス・スイ
Outbreak News Today.
ス感染症は、特に高リスク地域で散発的に発生する傾向にある。これは、地元で好まれる料理、即ち、新鮮な血を
http://outbreaknewsto
用いた生の豚肉料理(Lahp‐moo)を食べるという危険行為や、適切な保護を行わずにブタと密に接触しているため
day.com/thailandである。ヒトでのストレプトコッカス・スイス感染症は、ブタに関連した人獣共通感染症である。特定の菌株が特定の
19 レンサ球菌感染 reports-67-increase毒素を産生する場合、感染症は致命的となる可能性がある。ストレプトコッカス・スイス感染症は、髄膜炎、聴覚障
in-streptococcus-suis害、毒素性ショック、敗血症、心内膜炎として現れる可能性がある。生の豚肉を食べたり、開創や粘膜と接触したり
infections-in-2021することで、罹患する可能性がある。疾患を予防するため、一般の人々には、常に個人的および環境的衛生を実
2021/
践することを推奨する。罹患ブタ、病死したブタ、およびそれらの排泄物や体液との接触は避けるべきである。ブタ
や生の豚肉と接触する必要がある場合には、以下を行うべきである:保護手袋を使用する;ブタや生の豚肉を扱っ
た後は手を洗う;全ての傷を洗浄し、しっかりと覆う。
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