よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


新型コロナウイルス感染症及び季節性インフルエンザ同時期流行下における薬局での医療用抗原定性検査キットの取扱いについて (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001022691.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症及び季節性インフルエンザ同時期流行下における薬局での医療用抗原定性検査キットの取扱いについて(12/9付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「高齢者、基礎疾患を有する者、妊婦等重症化リスクの高い者や小学生以下
の子ども」以外の者が発熱等の感冒症状を生じた場合にセルフチェックと
して抗原定性検査キットにより自ら検査を実施できるようにすることで、適
切な医療機関の受診等を図るため、特例的に、新型コロナウイルス抗原定性
検査キットに加え、医療用同時検査キットも薬局で販売することを差し支え
ないこととするものであること。
2. 高齢者、基礎疾患を有する者、妊婦等重症化リスクの高い者や小学生以下
の子どもが発熱等の感冒症状を生じた場合、又は重症化リスクが低い者でも症
状が重い場合は、医療用同時検査キットによるセルフチェックの結果によらず、
医療機関等を受診すること。
3 「新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応」
において標準的なモデルとして示された「外来受診・療養の流れ」において
は、新型コロナウイルス抗原定性検査キット(新型コロナウイルス抗原のみ
を検出するもの)を自己検査に活用することとしていること。
※医療用同時検査キットについては、5に記したように、インフルエンザの検査に留
意すべき点があることも踏まえ、医療用同時検査キットと新型コロナウイルス抗
原のみを検出する抗原定性検査キットの両方を販売している場合には、医療用同
時検査キットの販売を優先するものではないこと。

4. 医療用同時検査キットは、無症状者に対する新型コロナウイルス感染症
及びインフルエンザの確定診断には推奨されず、有症状者であってもウイル
ス量が少ない場合には、感染していても、結果が陰性となる場合(以下「偽
陰性」という。)があるため、陰性であったとしても引き続き感染予防策を
講じる必要があること。
5. とりわけ、インフルエンザウイルス感染は、発症後早期はウイルス量が
少なく偽陰性になる可能性が比較的高い*1 ため、結果が陰性であったとし
てもインフルエンザを否定するものではない点に留意する必要があること。
*1 インフルエンザ診断マニュアル(第4版)
(平成 30 年 12 月、国立感染症
研究所)。
6. 販売する医療用同時検査キットは、医療従事者による採取が必要な鼻咽
頭ぬぐい液のみを検体とするものは除き、自ら検査を実施できる、鼻腔内ぬ
ぐい液を検体とするもの(別添1)に限ること。
2