よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-2  抗がんWG (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00025.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第53回 12/21)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

要望番号

Ⅳ-160

要 望 者 名

日本リンパ網内系学会







メトトレキサート







ファイザー株式会社

要望された医薬品
効能・効果
要 望 内 容
用法・用量

中枢神経系原発リンパ腫
シタラビン、チオテパ、リツキシマブとの併用において、メトトレキサートとして 1 回 3.5 g/m2 を点滴静脈内注
射する。その後、ロイコボリンの投与を行う。メトトレキサートの投与間隔は 3 週間とする。

「医療上の必要性に (1)適応疾病の重篤性についての該当性
係る基準」への該当 〔特記事項〕
性に関する WG の評



中枢神経系原発リンパ腫は致死的な疾患であり、適応疾病の重篤性は「ア」に該当すると判断した。


(2)医療上の有用性についての該当性



〔特記事項〕
欧米等の承認内容、欧米等の診療ガイドライン及び教科書の記載内容、並びに海外臨床試験成績等から、中枢神経系原発リンパ
腫(以下、
「PCNSL」)に対する大量メトトレキサート、高用量シタラビン、リツキシマブ(遺伝子組換え)及びチオテパの併用投
与(以下、
「MATRix レジメン」
)は、欧米等において標準的治療の一つに位置付けられており、国内外の医療環境の違い等を踏ま
えても国内における有用性が期待できると考えられる。したがって、「ウ」に該当すると判断した。
本要望内容は、PCNSLに対するメトトレキサート、シタラビン、リツキシマブ(遺伝子組換え)及びチオテパの併用投与であるこ




とから、要望番号Ⅳ-161及びⅣ-162について、併せて検討を行った。なお、チオテパについては、要望番号Ⅳ-39に関する検討が行
われ、2021年7月12日に開催された第45回医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議において、適応疾病の重篤性は「ア」、
医療上の有用性は「ウ」に該当し、医療上の必要性が高い旨が報告されている。