行政事業レビュー等の活用

記事解禁
令和５年度予算政府案閣議決定後

「ＥＢＰＭ」 （データに基づく政策立案）の手法の実践に向け、行政事業レビューシートを順次見直
し、予算編成プロセスでのプラットフォームとしての活用等を進める。また、行政改革推進会議の下
で進める秋の年次公開検証（秋のレビュー）等の指摘を予算編成において適切に反映し、予算の質を
向上。
（主な内容）
①アウトカム指標の設定をしていなかった事業について、アウトカム指標を導入するとともに、補助
要綱において事業者から必要なデータを収集する旨記載予定。
②アウトカム指標の設定が困難な事業について、有識者評価を導入。
③アウトカム指標が事業目的に照らして不適切な事業などについて、アウトカム指標を適正化。
④事業自体の見直しなど、必要な措置を講じた。
事業名

「秋のレビュー」等の指摘事項

Ｒ５年度予算への反映

① アウトカム指標の設定をしていなかった事業について、アウトカム指標を導入するとともに、
補助要綱において事業者から必要なデータを収集する旨記載予定。
学校を核とした地域力強
化プラン
（文科省）

○ 事業の効果検証の観点から、必要と
なるデータを整理の上、データを収
集できるよう補助金交付要綱で定め
るなど、データ収集の仕組みを構築
するべき。

○ 各自治体が初期・中期・最終アウトカムのそれぞれに
ついて、ＫＰＩを設定のうえ自ら効果検証を行うこと、
効果検証の基礎としたそれぞれのデータを提出するこ
とを補助要件化。

スマートウェルネス住宅
等推進事業
（国交省）

○複数の事業から構成されているが、
そのうちの一部の事業しかアウトカ
ム指標が設定されていない。
○補助要綱において、効果検証を行う
ために必要な情報の収集等の枠組み
が盛り込まれていない

○アウトカム指標が設定されていなかったセーフティ
ネット住宅改修事業等の４つの事業について、アウト
カム指標を導入。
○補助要綱に当該指標に必要なデータを収集することを
記載予定。

1