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資料4-2 今後の少子化対策の検討に向けて(参考資料)(有識者議員提出資料) (7 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0124/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第2回 1/24)《内閣府》
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(参考)賃上げ継続が出生率に及ぼす影響に関する試算
 各年齢階級が一律で2%年収上昇した場合と比べ、若年世代ほど年収上昇が大きい傾斜上昇(例えば、年
功賃金から職務給へ移行)では、合計特殊出生率の上昇幅が0.1程度大きいことが期待される。
(万円) 図17 年齢階級別年収(一般労働者、男性、学歴計)

図19 過去20年間の婚姻数と出生数の関係

(万人)
130

800
10年間一律上昇

10年間傾斜上昇

120

700

651.9
562.9

600

出生数

614.7
568.2

110
100

y = 1.5093x - 29872
R² = 0.9071

517.9

500

458.5

80

436.3

400

90

5年間傾斜上昇

495.3
5年間一律上昇

70

373.4

55

点線=全年齢階級が一律で2%年収上昇
実線=若年層ほど年収上昇が大きい傾斜上昇

300
2021年

60

(点線と総賃金の上昇量は等しい)

200
20-24

25-29

30-34

34-39

40-44

45-49

50-54

55-59(歳)

一律上昇

2.0%

2.0%

2.0%

2.0%

2.0%

2.0%

2.0%

2.0%

傾斜上昇

4.9%

4.2%

3.5%

2.8%

2.1%

1.4%

0.7%

0.7%

65
70
75
婚姻数【ラグ2.5年】

25~29

傾斜上昇

35~39

年収

有配偶率

年収

有配偶率

年収

有配偶率

2021年

373.4万

約30%

436.3万

約60%

495.3万

約74%

5年間傾斜上昇

458.5万

約37%

517.9万

約67%

568.2万

約79%

10年間傾斜上昇

562.9万

約46%

614.7万

約73%

651.9万

約81%

1.42

1.52
1.52

1.50
1.40
1.40
1.36
1.33

1.3

1.53

1.52

1.5
1.4

30~34

85(万件)

図20 合計特殊出生率(推計値)

1.6

1.43

図18 各年収と有配偶率の関係

80

1.30

1.34 1.35
1.31
1.32
1.29

1.40 1.40
1.40
1.40
1.39
1.34 1.34

若年世代への
分配強化で
0.1程度上昇
2%賃上げ
継続で
0.1程度上昇

一律上昇

1.2
2017

19

21

23

25

27

29

31

(年)

(備考)図17・図18:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」、労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―」により作成 。
図19:厚生労働省「人口動態統計」により作成。図20:総務省「就業構造基本調査」、「国勢調査」、「人口推計」、労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版
「就業構造基本調査」より―」により作成 。男性の個人年収別有配偶率を用いて、年収上昇が続いた場合の各年の有配偶者数の前年増加分を試算し、足元の婚姻数をベースに加算することにより各年の婚姻数を
算出。その上で、過去20年間の婚姻数と出生数(第1子~第3子以上)の回帰式を用いて、各年の婚姻数から各年の出生数を算出し、合計特殊出生率を推計している。

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