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参考資料3 令和3年度 厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「新規及び既存の放射線診療に対応する放射線防護の基準策定のための研究」分担研究報告書 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211244_00004.html
出典情報 医療放射線の適正管理に関する検討会(第2回 1/26)《厚生労働省》
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収納容器表面から

マイクロセレクトロン HDR

MultiSource

の距離(m)

Ir-192 線源

Co-60 線源

0.7

1.028

5.744

0.8

0.775

4.543

0.9

0.605

3.683

1.0

0.486

3.046

1.5

0.184

1.443

2.0

0.105

0.839

3.0

0.048

0.411

② 医療法施行規則第30条の3を満たした装置からの被ばく線量
医療法施行規則の第30条の3(診療用放射線照射装置の防護)において「放射線
源の収納容器は,照射口が閉鎖されているときにおいて,1 m の距離における空気カ
ーマ率が 70 µGy/h 以下になるように遮へいすること.」とされている.国内で販売
される全ての RALS 装置は,これを満たしている.
この空気カーマ率から被ばく線量を算定するため,平成 12 年厚生省告示第 398 号の
別表第 1「自由空気中の空気カーマが1グレイである場合の実効線量」を用いて,空気
カーマ率 Gy から実効線量 Sv の最大値を計算で見積もった.空気カーマ率から実効線量
への換算係数は,Ir-192 で 1.173(光子エネルギーが 0.2 MeV),Co-60 で 1.003(同 1.0
MeV)となった.図 1 に厚生省告示第 398 号の別表第 1 に記載された換算係数と光子エ
ネルギーの関係を示す.

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