専門家によるモニタリングコメント・意見【感染状況】
モニタリング項目

グラフ

別紙１

1 月 26 日 第 112 回モニタリング会議のコメント

このモニタリングコメントでは、過去の流行を表現するために、便宜的に東京都における第 1 波から第 8 波までの用語を以
下のとおり用いる。
第 1 波：令和 2 年 4 月に新規陽性者数の 7 日間平均がピークを迎えた波
第 2 波：令和 2 年 8 月に新規陽性者数の 7 日間平均がピークを迎えた波
第 3 波：令和 3 年 1 月に新規陽性者数の 7 日間平均がピークを迎えた波
第 4 波：令和 3 年 5 月に新規陽性者数の 7 日間平均がピークを迎えた波
第 5 波：令和 3 年 8 月に新規陽性者数の 7 日間平均がピークを迎えた波
第 6 波：令和 4 年 2 月に新規陽性者数の 7 日間平均がピークを迎えた波
第 7 波：令和 4 年 8 月に新規陽性者数の 7 日間平均がピークを迎えた波
第 8 波：現在流行中の波を第 8 波とする。

世界保健機関（WHO）は、新型コロナウイルスの変異株の呼称について、差別を助⻑する懸念から、最初に検出
された国名の使用を避け、ギリシャ語のアルファベットを使用し、イギリスで最初に検出された変異株については
「B.1.1.7 系統の変異株（アルファ株等）」、インドで最初に検出された変異株については「B.1.617 系統の変異株
（デルタ株等）」、南アフリカで最初に報告された変異株については「B.1.1.529 系統の変異株（オミクロン株等）」
という呼称を用いると発表した。国も、同様の対応を示している。このモニタリングコメントでは、以下、B.1.1.529
系統のオミクロン株等については「オミクロン株」とする。
新型コロナウイルス感染症陽性患者の全数届出の見直しにより、令和 4 年 9 月 26 日の診断分からは、医療機

関及び東京都陽性者登録センターから報告のあった年代別の新規陽性者数の合計を、新規陽性者数として公表
している。
① 新規陽性者数
①−１

新規陽性者数は、都内の空港・海港検疫にて陽性が確認された例を除いてモニタリングしている（今週 1 月 17 日
から 1 月 23 日まで（以下「今週」という。）に検疫で確認された陽性者は 1 人）。

(1) 新規陽性者数の 7 日間平均は、前回 1 月 18 日時点（以下「前回」という。
）の約 9,771 人/日から、1 月 25
日時点で約 5,993 人/日に減少した。
(2) 新規陽性者数の今週先週比が 100％を超えることは感染拡大の指標となり、100％を下回ることは新規陽性
者数の減少の指標となる。今回の今週先週比は約 61％となった。
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