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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022937.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第112回  1/26)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

1 月 26 日 第 112 回モニタリング会議のコメント
人、100 歳以上 4 人)であった。1 月 25 日時点で累計の死亡者数は 7,513 人となった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 6.0 日、平均値は 7.9 日であった。
(6) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、前回の 79.5%から、1 月 25 日時点で 77.1%となった。
【コメント】
重症患者数は、34 人と減少した。新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株が主流となって以降、重症化率

や致死率の低下が示されているものの、高い感染者数が持続すれば重症者数や死亡者数は増えていく。高齢者の
重症化率が他の年代に比べ高い傾向は変わらないが、小児であっても重症化する患者が一定数存在している。あ
らゆる年代が重症化するリスクを有していることに注意が必要である。
⑥ 重症患者数

⑥−2

(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回の 129 人から 1 月 25 日時点で 91 人となった。年代別内

訳は 10 歳未満 3 人、20 代 2 人、30 代 3 人、40 代 4 人、50 代 4 人、60 代 10 人、70 代 33 人、80 代 23 人、
90 歳以上 9 人である。
(2) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者 91 人のうち、1 月 25 日時点で人工呼吸器又は ECMO を使用してい
る患者が 34 人(前回は 44 人)
、ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者が 33 人(同 42 人)
、そ
の他の患者が 24 人(同 43 人)であった。
(3) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前回の 33.7%から、1 月 25 日時点で 23.8%となっ
た。
【コメント】
オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、100 人前後と高い水準で推移しており、今後の動向を注視する
必要がある。

⑥−3

今週新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 29 人であり、新規重症患者数の 7 日間平均は、前回の 5.1
人/日から、1 月 25 日時点で 3.6 人/日となった。

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