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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022937.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第112回 1/26)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
⑤−1
1 月 26 日 第 112 回モニタリング会議のコメント
(1) 1 月 25 日時点の入院患者数は、前回の 3,754 人から 3,161 人に減少した。
(2) 1 月 25 日時点で、入院患者のうち酸素投与が必要な患者数は、前回の 479 人から 440 人となり、入院患者に
占める割合は前回の 12.8%から 13.9%となった。
(3) 今週新たに入院した患者数は、先週の 1,654 人から 1,328 人となった。また、入院率は 2.7%(1,328 人/今週
の新規陽性者数 49,022 人)であった。
(4) 都は、軽症・中等症用の病床確保レベルをレベル 2(7,291 床)としており、1 月 25 日時点で、新型コロナ
ウイルス感染症のために確保を要請した病床の使用率は、前回の 49.9%から 42.0%となった。また、即応病
床数は 5,798 床、即応病床数に対する病床使用率は 54.5%となっている。
【コメント】
ア)入院患者数は、1 月 3 日に報告された 4,305 人をピークに減少傾向が続いているものの、依然として高い水
準で推移している。各医療機関は就業制限を受ける医療従事者等の発生により人員確保が困難な中、コロナに
よる入院患者に加え、一般の救急受診や救急搬送への対応もあり、医療機関の負担は⻑期化している。
イ)新型コロナウイルス感染症のための病床は、高齢者等医療支援型施設や酸素・医療提供ステーション等を活
用しながら、病床使用率や救急医療の状況に応じて、通常医療用の病床に振り替えるなど、柔軟な運用を行う
必要がある。
ウ)季節性インフルエンザが流行しており、都は、東京都医師会等の協力のもと、発熱外来を拡充するとともに、
「東京都臨時オンライン発熱診療センター」を運用している。
エ)入院調整本部への調整依頼件数は、1 月 25 日時点で 58 件に減少したものの、高齢者や併存症を有する者な
⑤ 入院患者数
ど、入院調整が難航する事例も引き続き発生している。
⑤−2
1 月 25 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 35%を占め、次いで 70 代が約 22%で
あった。
【コメント】
ア)入院患者のうち 60 代以上の高齢者の割合は、約 84%と高い値のまま推移している。高齢者の中には、介護
度の高い患者や重度の併存症を有する患者が含まれており、医療機関の負担の増加要因となっている。
イ)都内においては、高齢者等医療支援型施設の増設や、酸素・医療提供ステーションにおける患者の受入対象
の拡大などにより、高齢者の療養体制を強化している。
-6-
グラフ
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1 月 26 日 第 112 回モニタリング会議のコメント
(1) 1 月 25 日時点の入院患者数は、前回の 3,754 人から 3,161 人に減少した。
(2) 1 月 25 日時点で、入院患者のうち酸素投与が必要な患者数は、前回の 479 人から 440 人となり、入院患者に
占める割合は前回の 12.8%から 13.9%となった。
(3) 今週新たに入院した患者数は、先週の 1,654 人から 1,328 人となった。また、入院率は 2.7%(1,328 人/今週
の新規陽性者数 49,022 人)であった。
(4) 都は、軽症・中等症用の病床確保レベルをレベル 2(7,291 床)としており、1 月 25 日時点で、新型コロナ
ウイルス感染症のために確保を要請した病床の使用率は、前回の 49.9%から 42.0%となった。また、即応病
床数は 5,798 床、即応病床数に対する病床使用率は 54.5%となっている。
【コメント】
ア)入院患者数は、1 月 3 日に報告された 4,305 人をピークに減少傾向が続いているものの、依然として高い水
準で推移している。各医療機関は就業制限を受ける医療従事者等の発生により人員確保が困難な中、コロナに
よる入院患者に加え、一般の救急受診や救急搬送への対応もあり、医療機関の負担は⻑期化している。
イ)新型コロナウイルス感染症のための病床は、高齢者等医療支援型施設や酸素・医療提供ステーション等を活
用しながら、病床使用率や救急医療の状況に応じて、通常医療用の病床に振り替えるなど、柔軟な運用を行う
必要がある。
ウ)季節性インフルエンザが流行しており、都は、東京都医師会等の協力のもと、発熱外来を拡充するとともに、
「東京都臨時オンライン発熱診療センター」を運用している。
エ)入院調整本部への調整依頼件数は、1 月 25 日時点で 58 件に減少したものの、高齢者や併存症を有する者な
⑤ 入院患者数
ど、入院調整が難航する事例も引き続き発生している。
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1 月 25 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 35%を占め、次いで 70 代が約 22%で
あった。
【コメント】
ア)入院患者のうち 60 代以上の高齢者の割合は、約 84%と高い値のまま推移している。高齢者の中には、介護
度の高い患者や重度の併存症を有する患者が含まれており、医療機関の負担の増加要因となっている。
イ)都内においては、高齢者等医療支援型施設の増設や、酸素・医療提供ステーションにおける患者の受入対象
の拡大などにより、高齢者の療養体制を強化している。
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