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【資料1】感染症部会とりまとめ案(本体) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30440.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第70回 1/27)《厚生労働省》
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扱いについては、原則として、インフルエンザなど他の疾病と同
様となることから、幅広い医療機関で新型コロナウイルス感染
症患者が受診できるよう、必要となる感染対策を講じつつ段階
的に移行していくべきである。
・なお、段階的な移行に当たっては、感染症の一つの疾患として対
応できる状況にしていくことが望ましいが、発熱患者の受診体
制や重症者に対する入院調整といった仕組み、高齢者施設への
検査・医療支援は一定期間継続できるようにすることが必要で
あるとの意見があった。
・また、新型インフルエンザ等特措法に基づく臨時の医療施設につ
いて、今後の取扱いについて検討すべきとの意見があった。
(3)サーベイランス
・位置づけの変更後も、患者の発生動向や変異株の発生動向などの
重層的なサーベイランス体制を構築し、監視体制を維持する方向
で検討が必要である。
・患者の発生動向把握については、現状を確認した上で、感染症法
に基づく患者ごとの届出(発生届)は終了し、定点サーベイラン
スに移行することとし、速やかに具体的な実施方法を示す必要
がある。
・新たな変異株等の発生を引き続き監視するため、新型コロナウイ
ルスに対するゲノムサーベイランスについては、自治体の負担
等にも配慮しつつ、継続する方向で検討すべきである。
・また、将来的なパンデミックに備えて、季節性インフルエンザウ
イルス、新型コロナウイルス感染症、RS ウイルス感染症等を含
む急性呼吸器感染症サーベイランスのあり方や、病原体サーベ
イランスのあり方等について、定点医療機関における負担等も
考慮しながら本部会において検討を進める。

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