よむ、つかう、まなぶ。
別添資料1 令和4年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」概要及び実施要綱 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24043.html |
出典情報 | 令和4年「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を実施します(2/22)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
令和4年「STOP!熱中症
クールワークキャンペーン」実施要綱
令和4年2月 22 日制定
1 趣旨
夏季を中心に熱中症の発生が相次ぐ中、職場においても例年、熱中症が多数発
生しており、重篤化して死亡に至る事例も後を絶たない状況にあることから、業
界、事業場ごとに、熱中症予防対策に取り組んでいるところである。昨年までの
「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」においても、労働災害防止団体や
関係省庁とも連携し、職場における熱中症の予防に取り組んできた。
昨年1年間の職場における熱中症の発生状況を見ると、死亡を含む休業4日以
上の死傷者 547 人、うち死亡者は 20 人となっている。業種別にみると、死傷者数
については、建設業 128 件、製造業 85 件となっており、全体の約4割がこれら2
つの業種で発生している。また、死亡者数は、建設業、商業の順に多く、「休ませ
て様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」な
ど、管理が適切になされておらず被災者の救急搬送が遅れた事例が含まれてい
る。入職直後や夏季休暇明けで明らかに暑熱順化が不十分とみられる事例、WBGT
値を実測せず、その結果として WBGT 基準値に応じた必要な措置が講じられていな
かった事例等も見られている。
このため、本キャンペーンを通じ、すべての職場において、「職場における熱中
症予防基本対策要綱」(令和3年4月 20 日付け基発 0420 第3号)に基づく基本的
な熱中症予防対策を講ずるよう広く呼びかけるとともに、期間中、事業者は①初
期症状の把握から緊急時の対応までの体制整備を図ること、②暑熱順化が不足し
ていると考えられる者をあらかじめ把握し、きめ細やかな対応をすること、③
WBGT 値を把握してそれに応じた適切な対策を講じることなど、重点的な対策の徹
底を図る。
なお、令和4年についても、引き続き、職場における新型コロナウイルス感染
症予防対策を行う中で、熱中症予防対策を講ずべきことに留意が必要である。
2 期間
令和4年5月1日から9月 30 日までとする。
なお、令和4年4月を準備期間とし、令和4年7月を重点取組期間とする。
3 主唱
厚生労働省、中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送
事業労働災害防止協会、港湾貨物運送事業労働災害防止協会、林業・木材製造業
労働災害防止協会、一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会、一般社団
-1-
クールワークキャンペーン」実施要綱
令和4年2月 22 日制定
1 趣旨
夏季を中心に熱中症の発生が相次ぐ中、職場においても例年、熱中症が多数発
生しており、重篤化して死亡に至る事例も後を絶たない状況にあることから、業
界、事業場ごとに、熱中症予防対策に取り組んでいるところである。昨年までの
「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」においても、労働災害防止団体や
関係省庁とも連携し、職場における熱中症の予防に取り組んできた。
昨年1年間の職場における熱中症の発生状況を見ると、死亡を含む休業4日以
上の死傷者 547 人、うち死亡者は 20 人となっている。業種別にみると、死傷者数
については、建設業 128 件、製造業 85 件となっており、全体の約4割がこれら2
つの業種で発生している。また、死亡者数は、建設業、商業の順に多く、「休ませ
て様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」な
ど、管理が適切になされておらず被災者の救急搬送が遅れた事例が含まれてい
る。入職直後や夏季休暇明けで明らかに暑熱順化が不十分とみられる事例、WBGT
値を実測せず、その結果として WBGT 基準値に応じた必要な措置が講じられていな
かった事例等も見られている。
このため、本キャンペーンを通じ、すべての職場において、「職場における熱中
症予防基本対策要綱」(令和3年4月 20 日付け基発 0420 第3号)に基づく基本的
な熱中症予防対策を講ずるよう広く呼びかけるとともに、期間中、事業者は①初
期症状の把握から緊急時の対応までの体制整備を図ること、②暑熱順化が不足し
ていると考えられる者をあらかじめ把握し、きめ細やかな対応をすること、③
WBGT 値を把握してそれに応じた適切な対策を講じることなど、重点的な対策の徹
底を図る。
なお、令和4年についても、引き続き、職場における新型コロナウイルス感染
症予防対策を行う中で、熱中症予防対策を講ずべきことに留意が必要である。
2 期間
令和4年5月1日から9月 30 日までとする。
なお、令和4年4月を準備期間とし、令和4年7月を重点取組期間とする。
3 主唱
厚生労働省、中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送
事業労働災害防止協会、港湾貨物運送事業労働災害防止協会、林業・木材製造業
労働災害防止協会、一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会、一般社団
-1-