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別添資料1 令和4年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」概要及び実施要綱 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24043.html
出典情報 令和4年「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を実施します(2/22)《厚生労働省》
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(ウ)労働者の健康状態及び暑熱順化の状況の確認
当日の作業開始前に、当日の朝食の未摂取、睡眠不足、前日の多量の飲
酒、体調不良等の健康状態の確認を行う。また、職長等の管理者は、入職
後1週間未満の労働者及び夏季休暇等のために熱へのばく露から4日以上
離れていた労働者をあらかじめ把握し、当該労働者の作業時間中や作業終
了時における健康状態に特に配慮する。
健康状態又は暑熱順化の状況から熱中症の発症リスクが高いと疑われる
者に対しては、必要に応じ作業の配置換え等を行う。
(エ)作業中の労働者の健康状態の確認
作業中は巡視を頻繁に行い、声をかけるなどして労働者の健康状態を確
認する。また、単独での長時間労働を避けさせ、複数の労働者による作業
においては、労働者にお互いの健康状態について留意するよう指導すると
ともに、異変を感じた際には躊躇することなく周囲の労働者や管理者に申
し出るよう指導する。
カ 労働衛生教育
(1)のカの教育研修については、期間中、なるべく早期に機会をとらえ
て実施する。特に別紙表4に示す内容については、雇入れ時や新規入場時に
加え、日々の朝礼等の際にも繰り返し実施する。
キ 異常時の措置
少しでも本人や周りが異変を感じた際には、必ず、一旦、作業を離れ、病
院に搬送するなどの措置をとるとともに、症状に応じて救急隊を要請する。
なお、本人に自覚症状がない、又は大丈夫との本人からの申出があったとし
ても周囲の判断で病院への搬送や救急隊の要請を行う。病院に搬送するまで
の間や救急隊が到着するまでの間には、必要に応じて水分・塩分の摂取を行
ったり、全身をタオルやスプレー等で濡らして送風したり、あおいで体表面
からの水分蒸発を促進すること等により効果的な体温の低減措置に努める。
その際には、一人きりにせずに誰かが様子を観察する。
ク 熱中症予防管理者等の業務
衛生管理者、安全衛生推進者、衛生推進者又は熱中症予防管理者に対し、
次の業務を行わせること。
(ア)作業に応じて、適用すべき WBGT 基準値を決定し、併せて衣類に関し WBGT
値に加えるべき着衣補正値の有無を確認すること。
(イ)ウの(ア)の WBGT 値の低減対策の実施状況を確認すること。
(ウ)入職日、作業や休暇の状況等に基づき、あらかじめ各労働者の暑熱順化
の状況を確認すること。なお、あらかじめ暑熱順化不足の疑われる労働者は
プログラムに沿って暑熱順化を行うこと。
(エ)朝礼時等作業開始前において労働者の体調及び暑熱順化の状況を確認す
ること。
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