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資料1-2_とりまとめ(案)の概要 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31613.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ(第7回 3/9)《厚生労働省》
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3文書6情報に関して引き続き検討を要する主な課題
3文書6情報の基盤整備に関してはとりまとめを踏まえてシステム課題整理・開発につなげるが、運用面も含めて整理すべき下記事項等
に関しては、今後も引き続き検討を行うこととする。

◼ 電子カルテ情報交換サービス(仮称)の普及に向けた取組について
➢ 国民、全国の医療機関等に広く利用してもらうために、電子カルテ情報交換サービス(仮称)を利用すること
によるメリットなどの丁寧な周知広報を検討する。
◼ 退院時サマリーの取扱い
➢ 「退院時サマリー」はまずは診療情報提供書の添付情報として「診療情報提供書」と同時に電子カルテ情報交
換サービス(仮称)へ登録する運用を想定するが、将来的には退院時サマリーの共有に係るニーズを踏まえ単
独で登録・共有することを念頭に置いて、システム開発に着手する。
◼ 健診結果報告書の取扱い
➢ 健診機関にオンライン資格確認等システムが導入されていない一方で、既に健診情報に関してはマイナポータ
ルとの情報連携が進んでいるため、その運用を優先する。
◼ 医療機関における6情報登録時の作業負担を軽減する仕組みについて
➢ 医療機関が告知済み傷病名、長期保存が必要な情報などを判断するために係る作業負担を軽減する仕組みにつ
いて、標準型電子カルテの議論と一体的に検討する。
◼ PULL型の仕組みの整備について
➢ PULL型の整備に関しては、①電子カルテ情報交換サービス(仮称)で取り扱う情報の拡大、②対象医療機関の明
確化、③セキュリティ対応に係る基盤側又は医療機関側の作業負担を軽減できる仕組みの整備、などの対応状
況を鑑みて引き続き検討する。
◼ 文書情報の真正性の確保に係る対応方法について
➢ 交換する文書情報が拡大されることを念頭に置きつつ、診療情報提供書や退院時サマリーの真正性を確保でき
る仕組みについて検討する。
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