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参考資料19       9価HPVワクチンの情報提供について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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安 全 性 を 定 期 的 に 確 認しています
接種が原因と証明されていなくても、
接種後に起こった健康状態の異常について報告された場合は、
しん



かい

審議会(ワクチンに関する専門家の会議)※において一定期間ごとに、
しょうじょう

報告された症状をもとに、
けい ぞく

ワクチンの安全性を継続して確認しています。
※厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会 等

予 防 接 種 健 康 被 害 救 済 制 度 につ いて


がい



がい

極めてまれですが、予防接種を受けた方に重い健康被害を生じる場合があります。
HPVワクチンに限らず、日本で承認されているすべてのワクチンについて、
ワクチン接種によって、
い りょう き かん

医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残るなどの健康被害が生じた場合は、
法律に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
その際、
「 厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、
しょうじょう

接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も救済の対象とする」
という
しん さ

じっ し

日本の従来からの救済制度の基本的な考え方にそって、救済の審査を実施しています。
令和4(2022)年3月末までに救済制度の対象となった方※1は、審査された596人中、349人 ※2です。
予防接種による健康被害についてのご相談は、お住まいの市町村の予防接種担当部門にお問い合わせください。
いっ ぱん てき

か びんしょう

※1 ワクチン接種に伴って一般的に起こりえる過敏症など機能性身体症状以外の認定者もふくんだ人数
※2 予防接種法に基づく救済の対象者については、審査した計60人中、32人
独立行政法人医薬品医療機器総合機構法(PMDA法)
に基づく救済の対象者については、審査した計536人中、317人です。

H P V ワクチン 接 種 の 注 意 点


●筋肉注射という方法で接種しますが、注射針を刺した直後から、
強い痛みやしびれを感じた場合はすぐに医師にお伝えください。
きん ちょう

●痛みや緊張等によって接種直後に一時的に失神や立ちくらみ等が生じることがあります。
接種後30分程度は安静にしてください。
ひか

●接種を受けた日は、はげしい運動は控えましょう。
い りょう き かん

●接種後に体調の変化が現れたら、
まずは接種を行った医療機関などの医師にご相談ください。
しょうじょう

しん りょう

HPVワクチン接種後に生じた症状の診療を行う協力医療機関をお住まいの都道府県ごとに設置しています。
協力医療機関の受診は、接種を行った医師またはかかりつけの医師にご相談ください。
じゅ しん

●HPVワクチンは、合計2回または3回接種しますが、接種した際に気になる症状が現れた場合は、
それ以降の接種をやめることができます。

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