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世界最大の胃がんゲノム解析により日本人胃がんの治療標的を同定 飲酒との関連もゲノム解析から初めて発見し新たな予防法の開発が期待 (7 ページ)

公開元URL https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2023/0314_1/index.html
出典情報 プレスリリース(2022年度)世界最大の胃がんゲノム解析により日本人胃がんの治療標的を同定(3/14)《国立がん研究センター》
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10.1038/s41588-023-01333-x
URL: https://www.nature.com/articles/s41588-023-01333-x

DOI:

研究費


革新的がん医療実用化研究事業 (国立研究開発法人日本医療研究開発機構):国際共同研究に
資する大規模日本人がんゲノム・オミックス・臨床データ統合解析とゲノム医療推進に向けた知識
基盤構築



国立がん研究センターがん研究開発費 (2020-A7)



戦略的創造研究推進事業 (国立研究開発法人 科学技術振興機構)

主な共同研究機関
東京大学

医科学研究所

ゲノム医科学分野
東京大学

先端科学技術研究センター

ゲノムサイエンス&メディシン分野 油谷 浩幸 シニアリサーチフェロー
東京大学

大学院医学系研究科

消化管外科学分野:瀬戸 泰之 教授 (医学部附属病院 胃・食道外科)
衛生学分野:石川 俊平 教授 (医学部附属病院 病理部)
人体病理学・病理診断学分野:牛久 哲男 教授 (医学部附属病院 病理部)
横浜市立大学 大学院医学研究科
肝胆膵消化器病学教室 中島 淳 教授
Duke-NUS Medical School Singapore
Cancer and Stem Cell Biology Patrick Tan 教授
用語解説
(注 1)国際がんゲノムコンソーシアム (ICGC-ARGO)
2008 年から開始された世界最大のがんゲノムに関する国際研究共同体 (ICGC: International
Cancer Genome Consortium)。現在2期目の ICGC-ARGO (International Cancer Genome
Consortium-Accelerating Research in Genomic Oncology)は、全部で 100,000 症例のがんのゲノム
データを集積し、かつ同時に豊富な臨床情報とともに解析を行うことによって、がん撲滅に向けた重要か
つ未解決の課題の解決に取り組んでいる。
(注 2)ドライバー遺伝子
異常を起こすことによってがんの発生や進展に寄与する遺伝子を総称してがんドライバー遺伝子と呼
ぶ。がん細胞の増殖や転移を促進する「がん遺伝子」とそれらを抑制する「がん抑制遺伝子」がある。が
んドライバー遺伝子を標的とした診断(パネル遺伝子診断)や治療(分子標的薬治療)が現在ゲノム医療
として進められている。

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