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【資料6】血液事業部会について(令和5年度の献血の推進に関する計画について) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32183.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第8回 3/24)《厚生労働省》
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採 血 事 業 者 は 、 地 域 の 特 性 に 合 わ せ て 、 献 血 者 に 安 心 、 や すら
ぎを与える採血所の環境づくり等を行い、より一層のイメー
ジアップを図る。


採血事業者は、新興・再興感染症のまん延下の状況であって

も、献血者が安心して献血できるよう感染症対策を十分に行う
とともに、献血者へ対策についての情報発信を適切に行う。
・ 国及び都道府県は、採血事業者によるこれらの取組を支援す
る。
献血者の利便性の向上




採 血 事 業 者 は 、 献 血 者 の 利 便 性 に 配 慮 し つ つ 、 安 全 で 安 心 かつ
効率的に採血を行う必要がある。このため、立地条件等を考
慮した採血所の設置、地域の実情に応じた献血受入時間帯の設
定及び移動採血車による計画的採血、企業や団体等の意向を踏
まえた集団献血の実施、子育て世代に対応した託児スペースの
整 備 、 ICT を 活 用 し た WEB 予 約 の 推 進 等 に 積 極 的 に 取 り 組 む 。

第3

その他献血の推進に関する重要事項



献血の推進に際し、考慮すべき事項
(1)


血液検査による健康管理サービスの充実
採 血 事 業 者 は 、 献 血 制 度 の 健 全 な 発 展 を 図 る た め 、 採 血 に 際 して
献血者の健康管理に資する検査を行い、献血者の希望を確認し
てその結果を通知する。また、低血色素により献血ができなかっ
た者に対して、栄養士等による健康相談を実施する。



献 血 申 込 者 の 健 康 管 理 に 資 す る 検 査 の 充 実 は 献 血 の 推 進 に 有 効で
あることから、国は、採血事業者によるこれらの取組を支援す
る。

(2)


血液製剤の安全性を向上させるための対策の推進
国は、採血事業者と連携し、献血者の本人確認及び問診の徹底
、HIV等の感染症の検査を目的とした献血を防止するための措
置等、善意の献血者の協力を得て、血液製剤の安全性を向上させ
るための対策を推進する。

(3)


採血基準の在り方の検討
国は、献血者の健康保護を第一に考慮しつつ、献血の推進及
び血液の有効利用 の観点から、採血 基準の見直しを検 討する。

(4)


まれな血液型の血液の確保
採血事業者は、まれな血液型を持つ患者に対する血液製剤の供

給を確保するため、まれな血液型を持つ者に対し、その者の意向
を踏まえ、登録を依頼する。

国は、まれな血液型の血液の供給状況について調査する。

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