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【厚労省労働基準局、保険局、医政局および文科省高等教育局へ要望】看護職員の勤務環境や処遇改善の実現を (1 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/index.html?utm_source=whats_new&utm_campaign=20230323
出典情報 看護職員の勤務環境や処遇改善の実現を(3/23)《日本看護協会》
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News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2023 年 3 月 23 日

厚労省労働基準局、保険局、医政局および文科省高等教育局へ要望

公益社団法人日本看護協会(会長・福井トシ子、会員 77 万人)は 3 月 15 日、厚生労働
省の鈴木英二郎労働基準局長、伊原和人保険局長、榎本健太郎医政局長に令和 6 年度予算・
政策に関する要望書を提出しました。また、伊原保険局長には、令和 6 年度診療報酬改定
に係る予算確保に関する要望書を提出しました。さらに、3 月 17 日には、文部科学省の池
田貴城高等教育局長に令和 6 年度予算・政策に関する要望書を提出しました。
報道関係の皆さまにおかれましては、要望の趣旨をご理解いただき、さまざまな機会に
ご紹介いただきますようお願い申し上げます。

■厚労省労働基準局
看護職員の勤務環境においても「働き方改
革」の取り組みが進められています。しかし
ながら、夜勤を含む交代制勤務に従事する労
働者の健康の確保については、現状では関係
法令による特段の基準は示されていません。
夜勤・交代制勤務など、不規則な勤務による
生体リズムの乱れが、不眠や疲労回復を妨げ
る要因となり、身体的・精神的な不調を引き
鈴木労働基準局長(左)に
起こすとされています。また、
「脳・心臓疾患
要望書を手渡す福井会長
の労災認定基準」では、看護職員の交代制勤
務に見られる勤務時間の不規則性が、その負荷要因にあげられています。
このため本会は、夜勤を含む交代制勤務に従事する看護職員の健康確保のため、労働時
間等設定改善指針を改正し、勤務間インターバルの確保、仮眠の確保や環境の整備、長時
間夜勤の回避などの項目を追加するよう求めました。
鈴木労働基準局長は「労働時間等設定改善指針は労使で自主的に取り組むためのもので、
全産業に適用されるため、看護職員の夜勤に関わる個別の細かい内容を入れるのは難しい
が、夜勤が大変であることは理解している。今後、何ができるか考えたい」と応じました。

■保険局
コロナ禍において、看護職員の役割や確保があらためて重要視され、地域でコロナ医療
など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員(約 57 万人)に、賃金引上げのための
措置が講じられました。その後、令和 4 年度診療報酬改定で「看護職員処遇改善評価料」
が新設されましたが、対象医療機関は変わっていません。しかし、就業中の看護職員は約

<リリースの問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp/