よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【厚労省労働基準局、保険局、医政局および文科省高等教育局へ要望】看護職員の勤務環境や処遇改善の実現を (4 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/index.html?utm_source=whats_new&utm_campaign=20230323
出典情報 看護職員の勤務環境や処遇改善の実現を(3/23)《日本看護協会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和 5年3月15日
厚生労働省

労働基準局長
鈴木英二郎殿
公益社団法人

日本看護協

会長

福井トシ

'董日
棚崩
謹恵嵩

令和6年度予算・政策に関する要望書
2019年4月施行の「働き方改革法」においては勤務間インターバル確保を事業主の努力義
務とし、あわせて改正「労働時間等設定改善指針」では深夜業の回数を労使の協議事項と位
置づけるなど、労働者の働き過ぎの防止と健康の確保に向けて着実な歩みが進められている
ものと認識しております。

しかしながら、夜勤を含む交代制勤務に従事する労働者の健康の確保については現状で
は関係法令による特段の基準が示されていません。看護職員の多くが夜勤を含む交代制勤
務に従事していますが、その健康に最も影響を与えるのが夜勤・交代制勤務です。不規則な
勤務による生体りズムの乱れが不眠につながり、疲労回復を妨げることで、身体的、精神的な
不調を引き起こすと指摘されています。さらにこのような勤務体制と家庭生活との両立困難が
商何哉理由となることも多く、看護マンパワ一確保の障壁のーつとなってきました。
そこで、新たな明畄・心臓疾患の労災認定基準」(2021年9月15日適用)が示す「負荷要因」
である「勤務時間の不規則性」に着目して、深夜業を含む交代制勤務に従事する労働者の健
康確保対策について検討し、労働時間等設定改善指針の改正によって負担軽減の取組みの
方向陛を示す必要があります。
以上により、令和6年度予算案等の編成並びに政策推進にあたっては、特に以下の事項に
つきまして格別のご高配を賜りますよう要望いたします。

要望事項
0 労働時間等設定改善指針の改正