よむ、つかう、まなぶ。
04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1023381.html |
出典情報 | (第116回)東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第116回 3/30)《東京都》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
モニタリング項目
グラフ
3 月 30 日 第 116 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア)減少傾向が続いていた新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 572 人/日から、3 月 29 日時点で約 812 人/
日と、増加に転じた。変異株の置き換わりや接触機会の増加などの影響が考えられる。
イ)1 月中旬から 10 週間連続して 100%を下回っていた今週先週比は、今回、100%を上回った。今週先週比が
継続して 100%を超えることに警戒が必要である。
ウ)都が実施しているゲノム解析によると、オミクロン株の亜系統である「BA.5 系統」「XBB.1.5 系統」
「BN.1
系統」
「BQ.1.1 系統」が、3 月 13 日までの 1 週間で受け付けた検体数(236 件)の中で、それぞれ 19.5%、
25.8%、16.9%、8.9%検出されている。これまで流行の主体であった「BA.5 系統」より、感染力が強いとさ
れている「XBB.1.5 系統」への置き換わりが進んでおり、今後の動向を注視する必要がある。
① 新規陽性者数
エ)年度末・新年度は、人の動きが活発となる時期である。感染機会を減らすため、人の集まる屋内では定期的
な換気を励行するとともに、3 密(密閉・密集・密接)の回避、場面に応じた適切なマスクの着用、手指衛生
などの基本的な感染防止対策を継続する必要がある。
オ)屋内外を問わず、マスクの着用は個人の判断に委ねられているものの、医療機関の受診時や、医療機関・高
齢者施設等への訪問時などにおいては、院内・施設内での感染拡大を防止するため、マスクを着用することが
望ましい。
カ)
オミクロン株対応ワクチンの接種率は、
3 月 28 日時点で、
65 歳以上では 75.4%であるが、
全人口では 41.8%、
12 歳以上では 46.0%となっている。オミクロン株対応ワクチンは、重症化予防効果とともに、感染予防効果
や発症予防効果も期待でき、引き続きワクチン接種を呼びかける必要がある。
キ)国は、令和 5 年度のワクチン接種について、引き続き自己負担なく接種可能としている。オミクロン株対
応のワクチンは、5 月 8 日から 8 月末までの期間は、接種対象が重症化リスクを有する方や小児等へ限られる
ことになるため、オミクロン株対応のワクチンを接種していない方のうち、希望がある場合は 5 月 7 日まで
に受ける必要がある。
ク)体調変化時など迷った時は、相談窓口(#7119、#8000、発熱相談センターなど)に相談し、発熱や咳、咽
頭痛等の症状がある場合、重症化リスクの高い方(高齢者、妊婦、基礎疾患のある方など)や小学生以下の小
児は、速やかに発熱外来を受診する必要がある。重症化リスクの低い方は、まず新型コロナ検査キットで自己
検査を行い、陽性の場合は、東京都陽性者登録センターに登録することが望まれる。
-2-
グラフ
3 月 30 日 第 116 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア)減少傾向が続いていた新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 572 人/日から、3 月 29 日時点で約 812 人/
日と、増加に転じた。変異株の置き換わりや接触機会の増加などの影響が考えられる。
イ)1 月中旬から 10 週間連続して 100%を下回っていた今週先週比は、今回、100%を上回った。今週先週比が
継続して 100%を超えることに警戒が必要である。
ウ)都が実施しているゲノム解析によると、オミクロン株の亜系統である「BA.5 系統」「XBB.1.5 系統」
「BN.1
系統」
「BQ.1.1 系統」が、3 月 13 日までの 1 週間で受け付けた検体数(236 件)の中で、それぞれ 19.5%、
25.8%、16.9%、8.9%検出されている。これまで流行の主体であった「BA.5 系統」より、感染力が強いとさ
れている「XBB.1.5 系統」への置き換わりが進んでおり、今後の動向を注視する必要がある。
① 新規陽性者数
エ)年度末・新年度は、人の動きが活発となる時期である。感染機会を減らすため、人の集まる屋内では定期的
な換気を励行するとともに、3 密(密閉・密集・密接)の回避、場面に応じた適切なマスクの着用、手指衛生
などの基本的な感染防止対策を継続する必要がある。
オ)屋内外を問わず、マスクの着用は個人の判断に委ねられているものの、医療機関の受診時や、医療機関・高
齢者施設等への訪問時などにおいては、院内・施設内での感染拡大を防止するため、マスクを着用することが
望ましい。
カ)
オミクロン株対応ワクチンの接種率は、
3 月 28 日時点で、
65 歳以上では 75.4%であるが、
全人口では 41.8%、
12 歳以上では 46.0%となっている。オミクロン株対応ワクチンは、重症化予防効果とともに、感染予防効果
や発症予防効果も期待でき、引き続きワクチン接種を呼びかける必要がある。
キ)国は、令和 5 年度のワクチン接種について、引き続き自己負担なく接種可能としている。オミクロン株対
応のワクチンは、5 月 8 日から 8 月末までの期間は、接種対象が重症化リスクを有する方や小児等へ限られる
ことになるため、オミクロン株対応のワクチンを接種していない方のうち、希望がある場合は 5 月 7 日まで
に受ける必要がある。
ク)体調変化時など迷った時は、相談窓口(#7119、#8000、発熱相談センターなど)に相談し、発熱や咳、咽
頭痛等の症状がある場合、重症化リスクの高い方(高齢者、妊婦、基礎疾患のある方など)や小学生以下の小
児は、速やかに発熱外来を受診する必要がある。重症化リスクの低い方は、まず新型コロナ検査キットで自己
検査を行い、陽性の場合は、東京都陽性者登録センターに登録することが望まれる。
-2-