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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (6 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1023381.html
出典情報 (第116回)東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第116回 3/30)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ
⑤−1

3 月 30 日 第 116 回モニタリング会議のコメント
(1) 3 月 29 日時点の入院患者数は、前回の 621 人から 483 人に減少した。
(2) 3 月 29 日時点で、入院患者のうち酸素投与が必要な患者数は、前回の 125 人から 91 人となり、入院患者に
占める割合は前回の 20.1%から 18.8%となった。
(3) 今週新たに入院した患者数は、先週の 243 人から 200 人となった。また、入院率は 4.1%(200 人/今週の新
規陽性者数 4,934 人)であった。

(4) 都は、病床確保レベルをレベル 1(4,985 床)としており、3 月 29 日時点で、新型コロナウイルス感染症のた
めに確保を要請した病床の使用率は、前回の 11.8%から 9.2%となった。また、即応病床数は 3,338 床、即応病
床数に対する病床使用率は 14.5%となっている。
【コメント】

ア)前回わずかに増加した入院患者数は、今回再び減少した。現時点では、通常医療との両立が可能な状況にな
ってきているものの、引き続き今後の医療提供体制の状況を注視する必要がある。
イ)新型コロナウイルス感染症の 5 類への移行に向けて、幅広い医療機関・診療科が新型コロナウイルス感染症
の患者を診療できる医療体制へ段階的に移行できるよう、医療機関を支援する必要がある。
ウ)入院調整本部への調整依頼件数は、3 月 29 日時点で 7 件となった。

⑤ 入院患者数

⑤−2

3 月 29 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 33%を占め、次いで 70 代が約 21%で
あった。
【コメント】
入院患者のうち 60 代以上の高齢者の割合は、約 83%と高い値のまま推移している。都は、高齢者等医療支援
型施設を設置し、要介護度の高い高齢者の療養体制を確保している。

⑤−3

(1) 3 月 29 日時点で、検査陽性者の全療養者のうち、入院患者数は前回の 621 人から 483 人となり、宿泊療養者
数は前回の 149 人から 215 人となった。
(2) 3 月 29 日時点で、自宅療養者等(入院・療養等調整中を含む)の人数は 4,991 人、全療養者数は 5,689 人で
あった。
【コメント】
ア)前回と比べ、自宅療養者等が増加している。発生届対象外の患者は、東京都陽性者登録センターに登録する
ことで、
「My HER-SYS」による健康観察や食料品等の配送など、療養生活のサポートが受けられることを、引
-6-