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資料 議論のまとめ(案)について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23863.html
出典情報 勤務医に対する情報発信に関する作業部会(第5回 2/25)《厚生労働省》
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(3)医療機関内での行動変容を促す方策
○ 勤務医に対する医師の働き方改革の周知に当たっては、一方的な発信だ
けでなく、情報を受け取った勤務医自身の気づき・関心を促し、自らの働
き方について見直す等の行動変容へとつなげていくことが重要である。
○ このため、作業部会では、勤務医の行動変容につなげるための方策につ
いて、各医療機関で取り組むことのできる具体的な手法の一例として、医
療機関内の勤務医等が参加する意見交換会を試行的に実施し、その効果や
実施に当たっての課題等を検証した。
○ 具体的には、個別に協力を依頼した3つの医療機関において、医療機関
内で選定された世代や職位の異なる複数の医師、他の医療職種、事務職員
等が参加し、主に次の点について意見交換を行った。
・ 世代や職位ごとの自院内の役割、働き方改革への現在の考え方・姿勢
・ 自院内で働き方改革を進めていく上での、各世代や職位における課題
・ 今後、自院内で進めていくべき取組
○ 各医療機関における意見交換会の実施後、作業部会において実施報告及
び構成員との意見交換を行った結果、意見交換会の効果として、主に次の
点が示唆され、構成員から、効果的な取組として他の医療機関に広めてい
くことが望ましい、との意見があった。


世代・診療科・職種間の医師の働き方改革に対する受け止めの違いに
ついての相互理解につながること
・ 医師の働き方改革に関する自院内の課題の抽出やこれからの取組の決
定に役立つこと
・ 一方的な周知にとどまらず、参加者本人の医師の働き方改革に対する
意識向上につながること
○ また、意見交換会をより効果的なものとするために考えられる点とし
て、主に次の点が示唆された。
・ 幅広い世代・診療科・職種から参加者を選定すること


事前説明や理解度チェックテスト等を活用した事前学習により、参加
者の働き方改革に対する知識のベースラインを揃えた上で、意見交換会
を実施すること
・ それぞれの医療機関内での働き方改革への取組状況に応じて、意見交
換会を複数回継続して実施すること
・ 院内の立場等を理由に特に若手の参加者が萎縮してしまうことのない
よう、オンライン会議システムの有効活用や、匿名化の工夫を行うこと

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