本事業の目的
〇事業
本事業は、「令和４年度文部科学省 大学における医療人養成の在り方に関する調査研究委託事業
- 大学病院における医師の働き方に関する調査研究 - 」として実施したものである。
〇目的
・ 医師の働き方改革は、その勤務状況の特殊性から一般労働者の働き方改革から５年間の検討期間を置
き、令和６年(２０２４年)４月から時間外労働の上限規制を適用することとなっている。また、一般則とは
異なり、特例水準（A水準、連携B水準、B水準、C-1水準、C-2水準）が設けられるなど、様々な制度が
新たに導入されている。
・ 特に、大学病院は、地域の中核的医療機関としての機能の他に、自院以外の地域の医療機関に医師を
派遣する等により地域医療の一翼を担っており、このため大学病院に勤務する医師は兼業・副業が多く、医
師の労働時間管理が一層複雑になっている。

・ 本調査では、各大学病院の取組状況を調査するとともに、医師個人へのアンケート調査を職位別に実施し、
現場での医師の働き方改革に関する受け取り方や感じ方など、幅広く情報収集を行った。本調査によって各
大学病院における医師の働き方改革の推進に向けた取組の一助になることを目的とする。

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一般社団法人

全国医学部長病院長会議