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資料-3  第1回意見交換会における主な意見 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00002.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回 4/19)《厚生労働省》
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急性期・回復期と生活期のリハビリテーションの円滑な移行について、フェーズに

応じてプログラム内容を変化させていくための仕組みが必要。医療機関で完結するこ
とが前提ではなく生活期で更なるQOL向上を目指すために、急性期・回復期では何
をするべきかという視点が医療側に求められる。
・ 介護保険のリハビリの多くは老健が担っているが、医療機関側の医師、MSW やケア
マネが老健のリハ機能を理解していないため、生活期のリハビリの周知が必要。
・ 疾患別リハに加えて生活全般のリハ、いわゆる口腔ケアも含めた総合的なリハビリ
テーションの提供が必要。
・ 日勤帯以外の朝夕夜の機能向上が必要な動作が多い時間帯にリハビリ職が勤務する
効果についてエビデンスを出していきたいが、こうした時間帯や1単位 20 分ではな
く短時間でのリハビリ(POC)が重要。



医療や介護でリハの計画書を統一化して、内容を共有することは重要。
リハ計画書を介護事業者に提供した場合の評価があるのに、医療介護での情報連携
が図られていないのは課題。

(3)口腔
・ 歯科治療や定期的な口腔の管理は誤嚥性肺炎や感染を予防するうえで非常に重要。
・ 病院や介護保険施設等において、口腔の問題等が認識されていないことは課題。歯
科専門職以外の職種も理解できる口腔アセスメントの普及も必要。
・ 給付調整を含めた制度の複雑さがあるのではないか。
・ 末期がん患者の口腔など、状態に応じた口腔管理の推進が必要。



感染症対策も含めた口腔の管理の提供のあり方も工夫が必要。
歯科医師と薬剤師の連携の推進は重要。また、口腔と栄養の連携もさらに推進する
必要。

(4)栄養
・ 介護保険施設では、管理栄養士を中心としたミールラウンド等により、多職種連携
が進んできており、入所者の状態改善の効果も感じている。
・ 潜在的な低栄養の高齢者が多いことが課題であり、踏み込んだ対策が必要。
・ 医療機関や介護保険施設では管理栄養士や多職種による栄養管理が行われている
が、退院・退所後、在宅での栄養・食生活支援を行うための社会資源の充実が望まれ
る。
3.要介護者等の高齢者に対応した急性期入院医療
(1)急性期疾患に対応する医療機関等
・ 要介護の高齢者に対する急性期医療は、介護保険施設の配置医や地域包括ケア病棟
が中心的に担い、急性期一般病棟は急性期医療に重点化することが、限られた医療資
源を有効活用することになる。
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