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医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版(システム運用編)(令和5年5月) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00006.html
出典情報 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版(5/31)《厚生労働省》
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3.5 第三者提供における責任分界
医療機関等が、管理する医療情報を第三者に提供する場合に、医療機関等と提供先との間で責任分
界を取り決めることになる。第三者提供を実施する方法としては、
・メール等による情報の送信
・サーバやクラウドサービス等への提供
・アプリケーションが連携する際のデータの提供
等が想定される。
この場合、提供方法により利用する技術的な対応に応じて、医療情報データの送信、受信に係る責
任分界など技術的対策に関する内容を定める。例えば、メールによる送信であれば、医療機関等が利
用するメールサーバまでは、医療機関等が責任を有する、提供先への到着まで責任を有する等を決定
することになる。
システム運用担当者は、このような具体的な内容について、企画管理者が取り決めた第三者提供に
おける責任分界と整合性をとれる責任範囲を設定し、企画管理者に報告する。

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