[医療提供体制] 薬価改定前の買い占め注視 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は17日、閣議終了後の記者会見で、医薬品の安定供給を確保するため、2023年度の薬価改定に先立ち買い占めが起きていないか注視する方針を示した。 「中間年」に当たる23年度の薬価改定は、収載済みの全医薬品の69%に当たる約1万3,400品目が対象になる。 ただ、材料価格の高騰などで不採算になっている医薬品の安定供給を促すため、厚労省は1,100品目に「不採算品再算定」を特例で適用し、薬価を引き上げる・・・