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ヒアリング資料4 一般社団法人 全国医療的ケア児者支援協議会 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34074.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第29回 7/11)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
(4)福祉型短期入所施設における医療的ケア児の受入体制について
【意見・提案を行う背景、論拠】
・医療型短期入所施設の診療報酬面での改善や施設の増床についても議論されてきたが、増床に必要なコスト面での課題やスタッフ
の確保(看護師のみに限られている)、全国で医療型短期入所のみで医療的ケア児のレスパイト問題の課題を解決するのは難しいと
考えられます。
・福祉型短期入所は建設コストやスタッフの確保(看護師に限らない)の面から新規開設のハードルが低く、全国で広がる可能性があり
ます。

【意見・提案の内容】
・福祉強化型短期入所施設で医療的ケア児を受け入れられる体制にしてください。
・福祉強化型短期入所の医療連携体制加算を認め、訪問看護ステーションや非常勤の看護師の活用及び常勤看護師の雇用を 可能
にしてください。
・福祉強化型短期入所の医ケア加算を以下の形で増額してください。
①新医療的ケアスコア32点以上:1200点/人・日、②新医療的ケアスコア16点以上:700点/人・日、
③新医療的ケアスコア3点以上:500点/人・日
・福祉型強化型短期入所施設で24時間対応する在宅療養支援診療所と連携できる体制(医療保険の診療報酬で既に介護保険などで
認められている短期入所施設への「往診」を認めたうえで)がある場合は、医療型短期入所と同様の報酬を認めていただきたい。

【視点1】ユーザーフレンドリーな設計をして、地域で保護者と一緒に作り上げると、事業者と利用者が助け合い、家と近い環境を提供で
きます。それにより本人の家族のQOL上昇が期待できます。
【視点2】訪問看護ステーションや非常勤の看護師・福祉職の活用により人材確保につながります。
【視点3】本人の体調が安定し、家族にゆとりができて、緊急の受診や入院が減り、医療費が抑制されます。
【視点4】普段診療している在宅医療期間と情報共有し、利用者宅に事前訪問することで、本人の十分な医療情報を前もって得ることが
でき、不安なくケアができます。また状態悪化時などにもすぐに相談できます。

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