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参考資料7_平成15年 看護基礎教育における技術教育のあり方に関する検討会報告書 (8 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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学生にその必要性が分かるように十分説明し、同意を得ることが必要である。その際、
学生が拒否することによって教育を受ける権利を損なわれることがないように配慮し
なければならない。
○ 学内実習で身体侵襲性の高い技術を学生相互に実施させる場合、個々の同意を得る必要
性がある。ただし患者とは異なり、診療行為ではない一方、必要不可欠な学習であるこ
とから、必ずしも同意書を取り交わすことまでは必要ないと考える。
○ なお、学内実習において採血等を実施する場合にあっては診療行為でないことから、処
方は必要ないと考えられる。また、指導体制の強化及び学校医等との連絡体制を整える
ことは必要である。

おわりに
学生が臨地実習において、看護の基礎技術が安全・確実に修得できるよう、看
護師学校養成所においては、学生の教育内容・方法を充実させるとともに、臨地
実習の指導体制を更に強化するなど、より一層の拡充が望まれる。
また、実習を受け入れる臨床側については、看護教育への理解を深め、看護師
学校養成所との連携を密にするとともに、教育環境充実のための積極的な支援、
対策を行うことが望まれる。